「怨親平等」…松井石根さんの思い(興亜観音にて)
今日は不思議なお導きをいただき、歴史の真実を垣間見させていただきました。
後人の解釈する「歴史」には唯一の真実はありません。それはあくまで個人による過去の解釈に過ぎません。
しかし、私は信じるのです。記録(コト)ではなく、何か(モノ)がその真実を伝えることがあると。
私は学者でもなく、かと言って霊能者でもないわけですが、しかし、どちらかというとコトよりもモノでコミュニケーションするのが得意な方です。
今日はまさにそういうモノとの交流をさせていただき、根拠の無い確信を抱くに至りました。
朝からどうもうずうずしていたのです。どうにも落ち着かず、親族でホテルのバイキング朝食を楽しんでいる時から、何モノかに呼ばれているような気がしまして、不自然なほどにホテルの目の前にある興亜観音に参拝したい気分にかられました。
興亜観音については、昨年5月同じホテルに泊まった時に初めて参拝しました。全くの偶然でした。その時のことはこちらに書いてあります。興亜観音についてご存知ない方は、ぜひその記事をお読みください。ここでは繰り返しません。
結局、不審な顔をされつつ、一人ホテルを飛び出して伊豆の鳴沢山の急坂を急ぎ足で登りました。
そして、ようやく興亜観音像の前にたどりつき、手を合わせたところ、背後に人の気配を感じましたので、振り返りますと、そこには一人の尼さんが。
そう、その方は興亜観音のご住職さまだったのです。全く素晴らしいタイミングでした。ちょうどご住職さまは朝のお勤めをされていたところでした(今日は所用でいつもより遅い時間になったとのこと)。
もちろん他には誰もいません。私とご住職さま二人、いや、そこには松井石根さんもおられたのかもしれません、そこから実に濃密な歴史が共有されました。
いつもは閉まっている本堂にお招きいただき、ともに読経、回向をすませ、数々の松井さんの遺品、またゆかりの作品などに触れさせていただきました。正直全く予想外の展開。
怨親平等…松井さんの思い、願い、志をたっぷりうかがった(感じた)のち、思わず私の考え、夢も語らせていただきました。なるほど、私の今考えて行動していることは、松井さんの遺されたモノとつながっている…そう確信しました。
また非常に不思議なタイミングのこともありました。今日は甲子園で静高がサヨナラ負けを喫してしまったのですが、その静高の先輩である水島総さんが、昨日ちょうど「【衝撃!証言】南京大虐殺は無かった!『南京の真実・第二部』製作へ」という非常に重要な番組を発信したところでした。
私はいまだ南京大虐殺については結論を出していませんが、しかし、しっかりいろいろなコトやモノから目をそらさず、また偏ったプロパガンダには迷わされず、自分の感性で付き合っていこうと思っています。
特に私の得意とする「モノ(霊)」的な世界からの直観を大切にしたい。コトとしての情報を極めつつ、最後は直観によって判断しようと思っています。それはすなわち「一つの結論」「一つの真実」に帰着しえないということです。なにしろ、真実とはそれに関わった無数の人々の多様な思いの集合体なのですから。
そういうプロセスの中で、私は水島先輩のなさっていることにも大きな価値を認めています。今日もご住職さまから、水島さんが興亜観音にも何度も取材にいらっしゃっているとのお話をうかがいました。
昨日の番組がさっそくYoutubeにアップされています。皆さんもぜひご覧ください。そして、また、ぜひ興亜観音を参拝され、この番組の中でも何度も言及されている松井石根さんの思いや振る舞いを、直接感じていいただきたい。心からそう思います。
水島さんの「南京の真実」第一部「七人の『死刑囚』」特別編集版も最近放映されましたので、それもまたぜひご覧ください。松井さんのこと、そして興亜観音のことが、本当によく分かる映画であると思います。
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