『言志 2015年3月 vol.3』 日本文化チャンネル桜 (ビジネス社)
今日はいろいろな方にお会いしたり、お電話でお話したり、メールで会話したり…重なる時は重なるもの。
その全てが深くつながっているから面白いですね。もうこれは完全に人智を超えてます。乗っかっていくしかない。
そんな中、注文してあったこの「言志」が届きました。巻頭の独占特別インタビューに登場する安倍昭恵総理夫人からも「ぜひ読んでください」と言われていましたので、さっそくそのインタビューから熟読。
いや、たしかに素晴らしい。高校の先輩でもあるチャンネル桜の水島総さんも番組でべた褒めしていました。水島さんがここまで口を極めて褒めるのは珍しい(↓その時の動画)。
聞き手である皇室ジャーナリストの高清水有子さんも含め、バリバリの保守をもうならせる昭恵さんの懐の深さよ。
ちょうどこのインタビューが終わってすぐに昭恵さんとお話する機会があったのですが、その時も結論は「右も左もないですよね」でした。私も全く同じ感覚を持っています。
現政権のファーストレディですから、それなりに制約はあると思いますが、右左の話で言うならば、昭恵さんは右にも左にも大いに期待されている存在です。
ま、スケールは大違いですが、今日の私も、保守論壇の重鎮の方と話した直後、共産党の党員の方とお話しました(笑)。私にとってはどちらも自然なことです。
それこそコンサババリバリの「言志」の今号のテーマは「戦後70年の日本」であり、実際「戦後レジーム」という言葉も飛び交っておりますが、左右だ保革だ言っていること自体が「戦後」を象徴することであって、それを超越するのが「戦後レジームからの脱却」であると、昭恵さんともよく話します。
私がそういうことを言ってもなんら問題がなく、ある意味単なる妄言ですましてくれる世の中です。しかし、ファーストレディとしてそういう言動をすることには、もちろん危険も伴いますし、誤解も生じやすい。それをしなやかに、そしてある意味軽やかにこなす昭恵さんは、本当にすごい方だと思いますよ。そして、それを許している総理もなかなかです。
今号は「女性」も一つのテーマとなっています。日本の国柄を考えるとき、やはりさけて通れないのは女性文化でありましょう。そのあたりについても、昭恵さんは素晴らしい見識をお持ちです。
皇室が象徴する「和」、女性ということになりますと、仲小路彰の思想ともつながってきます。今日の、私周辺での大きな動きは、全て仲小路彰に関わることでした。昭恵さんも仲小路彰の思想には非常に強い興味をお持ちですし、あちらの世界で何かが動いている感じがしますね。
そうそう、昭恵さん、インタビューの中で東北の「安倍氏」についても言及してくださっています。まさに東北の安倍氏であるウチのカミさんは、もうそれだけで大喜び(笑)。たしかに、昭恵さんとはその話でいつも盛り上がりますし。
このインタビュー以外の記事も非常に面白かった。基本私は保守の方々と話が合う方なのですが、こういう人たちをも「和す(やわす)」ことが必要だし、ある意味それは難しいなとも思います。
ただ、いずれの方面にしても、拒否し、否定し、会いもせず、話もせず、というのだけはダメ。全てが「話せば分かる」世界ではないことなど百も承知ですけれども、やっぱり人と人、コトだけでなくモノどうしとしての付き合いは大切だと思いますよ。
そういう意味で、今の私は、とにかくいろいろな人に直接会いたくてしかたがないのです。
水島さんにもまたお会いしたいなあ。ものすごくいい人なんですよ。そして、高清水さんにもいろいろ教えていただきたいですね。
Amazon 言志2015年3月 vol.3
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