« Bluetooth対応車載スピーカー | トップページ | iPhone用ワンセグチューナー (KEIYO) »

2014.12.27

『安倍晋三論』 田母神俊雄 (ワニブックス)

Th__20141228_123321 校生が貸してくれました。納得の内容。
 納得の内容でありながら、それを説いた田母神さんは、このたびの選挙で散々な目にあいましたね。一方の安倍さんは相変わらずの安定感。
 保守の方々は、田母神さん(次世代の党)の惨敗に意気消沈していましたけれど(いや怒ってる人もいたな)、私はなんとなく安心したというか、ちょうどいいバランスだったのかなと思いましたね。
 荒魂の祭り方としてはちょうど良かったかと。さすが日本国民、そのあたりのさじ加減は無意識の中で心得ておる。
Th_img_4982 今日、久しぶりに諏訪大社をお参りしました。秋宮だけでしたが。
 出雲の国譲り後の「荒魂」の行方である諏訪。ますますその存在感を増しているなと感じました。
 そう、今、日本は「荒魂」を必要としているのです。もちろんその先には絶対的な「和魂」の世界があるのですが、その理想(みろくの世)実現のためには、プロセスとして「荒魂」が発動する必要がある。
 私の感覚、考えでは、それこそが日本独特の宗教観なのです。宗教というと語弊がありますか。日本の霊性観とでも言いましょうか。
 そういう意味で、私は、おそらくは私がとっくに死んだのちのことになるだろうと想像される「和(にぎ)の世」を理想としていながら、今、ここという現実的には「荒」の必要性を強く感じているところです。
 私にとって、たとえば、現実社会における安倍晋三や田母神俊雄は、まさにその「荒魂」的存在。彼らが千年後まで支持され権力を握るのは困りますが(実際にはありえませんね)、今は彼らにぜひ頑張ってもらいたい。上手に「荒魂」をコントロールしてほしい。
 しかし、ある意味田母神さんは「荒魂」すぎるのですよ。ちょっと行き過ぎるところがある。
 日本の神道では、「和」と「荒」は9:1くらいでいいのです。ある意味骨抜きになって「和」度が増した日本共産党が躍進したのもまた、次世代惨敗の裏返しとしてまあ認められることですね。
 この本は昨年の夏に書かれたものです。あの頃はまだ二人は両思いでしたね。いや、今でも両思いかもしれませんが、表向きにはやや距離を置いている感じです。
 この1年の間に、この本にも書かれている集団的自衛権の行使容認や特定秘密法の施行がありました。靖国参拝もありましたね。そういう意味では田母神さんの思い通りになった部分は多々あったと思います。
 もうそれで充分に「荒魂」を祭ったわけですよ。もう現状ではそれで充分。
 安倍さんとしては、(実体はどうか微妙ですけど)和魂の公明寄りにシフトする判断をした。田母神さんは公明を排除しようとしたわけですからね。
 いわば、タケミナカタを諏訪の地に幽閉したわけですよ(笑)。決して田母神さん的なモノを否定、抹殺したわけではない。とりあえず距離を置いたのです。
 今、諏訪の神様が発動しているように、また時機が来れば田母神さんの活躍も見られることでしょう。
 というわけで、私から見ますと、本当に安倍晋三という男は、見事な「マツリゴト」を行うことができる人物なのであります。
 ま、それとは別の視点になりますが、私はお二人のユーモアセンスが好きです(笑)。ユーモアもまた、日本の神様の特徴ですね。

Amazon 安倍晋三論


|

« Bluetooth対応車載スピーカー | トップページ | iPhone用ワンセグチューナー (KEIYO) »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

歴史・宗教」カテゴリの記事

経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

こんにちは、初めてコメントさせて頂きます。
私は2年程前に、ある主婦の方のブログをたまたま読んだのがきっかけで一気に訳の判らない洗脳状態から目が覚めて解放され、遅ればせながら初めて今の日本の危機的状況に気づく事が出来たものです。それまでは9条大好き左翼思想だったのだと今はつくづく思います。

ブログ主さまは教員でいらっしゃる?のでこのような事を書くのは大変恐縮かと存じますが、気になったので失礼を承知でちょっと書かせて頂きました。

日本共産党の精神が「和魂」とのこと。それなら彼らはなぜ拉致問題に消去的なのでしょう(青リボンバッチを絶対付けないですよね)隣国の反日国とお友達なのでしょうか、問題になっている日本の固有の領土なども慎んで差し上げたいと思っているのでないかとさえ思います。彼の国の方などは嫌いな日本に旅行に来ては神社などを冒涜したり放火の真似事をしたりしています。
絵馬には自国の文字で日本を侮辱するような事ばかり書いていますし(そのような国と仲良くしようなどと可笑しな事を言う都知事もいるようですが)

昨年の12月の選挙では京都の伏見区の開票に関してあり得ない事が起こりました。そのニュースはTVでは流れませんでした。メディアがある勢力に抑えられていて彼らに都合の悪いニュースは流さないからです。(これは物語ではないリアルなノンフィクションです)

今の日本の危機的状況が見えているなら、保守(日本を愛し、守りたいと思っている人達)の方々がなぜ次世代の党を応援したのかが心底、理解できると思います。そして今回、どれだけ気落ちしたかもわかるでしょう。
反日国に囲まれた日本は今何をすべきでしょうか・・しなければならない優先順位が明らかになるのではないでしょうか?
彼らは日本を虎視眈々と狙っているのです。
すでにTV,マスコミ、出版社・・左翼で凝り固まっています。(TVやマスコミは日本人に知られたくない情報は封鎖しているようですし)反日国の放送局が日本のTV局に同居しているようですから無理も無いかもしれません。
今の日本は右傾化どころか左に傾き過ぎた日本のような気がします。もう少し真ん中に戻って欲しいだけなのですが・・。今年は皇紀2675年だそうですね。日本にとってこういう大事な年号がある事をお恥ずかしいのですが最近知りました。

すみません、長文にて大変失礼致しました。

投稿: 草ひばり | 2015.02.01 15:28

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/55913/60878724

この記事へのトラックバック一覧です: 『安倍晋三論』 田母神俊雄 (ワニブックス):

« Bluetooth対応車載スピーカー | トップページ | iPhone用ワンセグチューナー (KEIYO) »