缶蹴り・餅つき&クリスマス・コンサート
世の中もすっかり年末ムードになってきましたね。
そんな中、今日は子どもたちのおかけで、実に日本的な神事を体験することができました。
まず午前中は中学校全校で缶蹴り&餅つき大会。
全校缶蹴りは…いつのまにかウチの中学を代表する遊び(イベント)になってしまいました(笑)。面白いですね。
先日の生徒会役員選挙でもマニフェストとして「缶蹴りの回数を増やす」というのがあったりして(笑)。
いや、でもこれってとっても日本的な遊びであり、ある意味神事であるなあと思うのでありました。文化としての「缶蹴り」については、こちらに書いてありますので、ぜひお読み下さい。
缶蹴りで盛り上がったあとは、3年生が育てて収穫したもち米を使っての餅つき大会。これがまた楽しかった。生徒、卒業生、保護者、地域の方々、先生、まさに老若男女が一体となって餅をつき餅を食らう。
年末の餅つきが神事であることは言うまでもありません。それも実に日本的な無意識的神事。いいですねえ。
今年はつき手としてプロレスラーをお呼びすることはありませんでしたが(笑)、やはりこれは荒魂による和魂の招来そのものですね。
夜はジャズバンド部のクリスマス・コンサート。
ウチの娘はウッド・ベース初披露でありました。チビですから、なんだか楽器にぶら下がっている感じで笑えました。
いつものとおり、プレゼントコーナーもあったりして、実に楽しい演奏会でした。
ウチの学校は仏教系でありますが、ちゃんとクリスマスも祝います。まあ、ほとんどの日本人がそうでしょう。
いつも書いているように、年末年始は最も日本人が日本人らしさを発揮する期間です。
12月23日は天皇誕生日。24日はクリスマス・イヴ。25日はクリスマス。31日は除夜の鐘。1月1日は初詣…(つづく)。
神道、キリスト教、仏教、全てが無意識の中で融合、いや帰一していますね。
特に今日のジャズバンド部のクリスマス・ライヴは、ジャズという音楽の性質も相まって、まさにそういう高い次元の文化が生み出されていたと思います。
一見、「なんでもあり」「信仰がない」「ご都合主義」「ご利益主義」とも解釈されますが、実はそれこそが「取り戻すべき日本」であるとも思うのであります。
「和(にぎ)」の精神とはまさにそういうことでしょう。和え物ですからね(笑)。
ちょっと違う言い方をすれば、「国譲り」の智恵です。私たち日本人が様々なもの、一見矛盾するようなもの(荒魂と和魂など)を融合し、和するのは、実は分裂したものを「帰一」するという意味において、帰り道を歩んでいるのです。
経済のグローバリズムとは違う意味での、本当のグローバリズム(グローバル・ファミリズム)の道程にあって、世界をリードしているのは、実は日本なのだなあと実感した一日でありました。
子どもたちよ、ありがとう。
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