「君が代」の対称性
きみ
がよは
ちよにやちよに
さざ
れ
いし
の
いはをとなり
て
こけの
むす
ま
で
皆さんよくご存知の国歌「君が代」の歌詞(すなわち和歌)をこう並べると面白いことが分かります。
そうです。真ん中の軸を中心に母音が左右対称になっているのです。
ご存知でしたか?
私は、出口王仁三郎の発言集「新月の光(かげ)」の中で知りました。「新月の光」にはこう書かれています。
『君が代の国歌を、韻律の法則によりて表示すれば左図のごとく、その母音が左右相対的に対照していて、韻律の美なることは、皇国日本の厳正中立の精神を如実に表徴するものたるを知り得べし。XX'を中心に、同じ母音が対照せるを見るべし』
これは面白いですね。和歌の技法の中にはたしかに母音の配置によるものがあります。私も短歌を作る時、ときどき意識的に母音を配置します。まあ、韻を踏むというやつですね。
しかし、こうして左右対称にするのは初めて見ました。偶然なのか、それともなんらかの意図のもとにこうしたのか。
この歌の初出である古今和歌集では、「きみがよは」は「わがきみは」となっていますので、それを並べると次のようになります。
わが
きみ
は
ちよにやちよに
さざ
れ
いし
の
いはをとなり
て
こけの
むす
ま
で
これでもやはり特殊な対称性を感じることができますね。
これって誰が発見したのでしょうか。王仁三郎なのでしょうか。
調べる時間がないので、今日はこの「事実」のみの紹介とします。また、何か分かったら書きますね。
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