【討論!】政治と宗教の現在 Part2
私はどうも宗教とご縁が深いようです。
しかし、目指すものは「宗教のない世界」。そう、出口王仁三郎の理想とした世界です。
先日、山川宗玄老大師さまと問答させていただき、「無」に関してある直観を得ることができました。
すなわち、「有」を窮めていくと「無」に到達するという直観です。詳しくは書きませんが、とにかく有ることが日常化する無化するという、まあ、皆さんも生活の中で体験されていることでありましょう。
日本古来の神道は、まさに生活の全部であって完全に無意識化されていました。この討論の冒頭で加瀬先生が述べているとおり「宗教」という言葉すら日本にはなかったのです。
もちろん仏教やキリスト教の伝来とともに、それは相対的に意識化されてきたわけですが、ある意味それらすら無化の中に取り込んでいってしまったとも言えましょう。
一方、政治も本来は「まつりごと」であります。王仁三郎は「祭政一致」を標榜していましたが、それは宗教と政治を一致させよということではなく、あの時代において、本来の「まつりごと」の復活を目指したものです。
では、その「まつりごと」とは何か。これは天皇家がお示しになっているであろうという、司会者である水島先輩(高校の先輩です)の意見に賛成です。
天皇家の存在もまた、実は無意識化の歴史でありました。ここは大切なところです。すなわち、ワタクシの言うところの「国譲り理論」です。実は理論ではないけれども、とりあえずの命名です。
それについては、今まとめているところなので、いずれ本にでもします。
というわけで、「世界はどうなっているのか?中東情勢とアメリカ」に続き、チャンネル桜の討論をおススメします。
非常に勉強になる、そして面白い討論でした。既存メディアではなかなかここまでの議論はできませんね。水島先輩、立派です。
私も教育者として、また宗教に関わる者として(なんの宗教・宗派にも属していませんが)、この問題について真剣に考え続けたいと思っています。
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