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2014.10.15

踏み切り・割り切り・思い切り

Th__20141016_84818 日は、元全日本女子バレー監督柳本晶一さんのお話を聴く機会を得ました。
 さすが世界のトップレベルでお仕事をされてきた方、大変説得力のある内容でした。
 不器用な選手ほど一流になる可能性がある、目標設定とキャスティングの重要性、扱いにくい変わり者を活かす方法…いろいろ参考になるお話がありましたが、中でも心に残ったのは「三つのキリ」。
 すなわち「踏み切り」「割り切り」「思い切り」です。
 この三つのキリ、経営の世界では時々聞きますよね。どこかの社長さんのお言葉だったような記憶があります。
 企業の世界での「経営哲学」がそのまま「人生哲学」になることは多い。と言いますか、「人生哲学」が先で、それが経済にもスポーツにも芸術にも当てはまるということですね。
 特に資本主義市場経済やスポーツのような「勝負」の世界は結果がはっきり分かりますからね。
 ちなみに今日の演題は「人生、負け勝ち」。負けなければ最終的な勝ちは得られないということでありましょう。
 失敗から学ぶということもよく言われますが、結局はその「負け」の気分からいかに立ち上がるか、それが大切だということです。そこではたしかに「踏み切り」「割り切り」「思い切り」が大切でしょう。
 その三つのキリの順番というのも、その時々によって、あるいは分野によって違うような気もしました。
 パブリックにせよプライベートにせよ、私の仕事においても三つのキリは重要です。私は「割り切り」は得意ですね。「踏み切り」はちょっと苦手。「思い切り」は不得意です(苦笑)。
 「思い切り」というのは、二つの意味がありますね。勇気という意味の「思い切り」と、めいっぱいやるという「思い切り」。柳本さんは後者の話をされていました。私が苦手なのも後者です。
 今調べてみたら、「三きり」はダイキン工業の創設者山田晃さんの言葉だそうです。そして、「三きり」のほかに「二きゅう」ということをおっしゃっていたらしい。
 それは「研究」と「普及」。日々の研究が大切なのはもちろんですが、せっかくいいものを作ってもそれを普及させなければ意味がないと。
 なるほど、それもまた全てに通じることでしょう。教育界でもそう。しっかり学力や人間力をつけてやっても、実際の社会で活躍できるかどうかは別問題。
 今日の柳本さんの話で言うなら「キャスティング」ですね。柳本さんの言う「キャスティング」とは、単なる配置、配役ではなく、「プロデュース」に近い。
 作るだけでなく、それを活かすということは本当に難しい。その「キャスティング」にこそ「踏み切り」「割り切り」「思い切り」が必要なのでしょう。
 私はまず、めいっぱい努力をするという「思い切り」ができるようにならねば…。

 

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