御来光の道〜レイライン〜
先日の富士山でのイベントでお会いした方から、左の写真をお送りいただきました。
上総一宮である玉前神社の釣ヶ先海岸祭典場から、今年の秋分の日の撮影された日の出の写真です。
その方からうかがった「御来光の道〜レイライン〜」のお話に、大きなひらめきと言いますか、予感がいたしました。
私もある程度レイラインのことは知っていましたが、今までは「だからなに?」というようなちょっとさめた目で見てきたことをここで告白します。
しかしこのたびは、なんでしょうね、ものすごい霊感がした。あっ!という感じ。だいたいこういう時は何かあるものです。
で、その「御来光の道〜レイライン〜」というのは何かといいますと…いただいたメールから引用させていただきます。
…この日の日の出の位置と玉前神社を結んだ延長線上には、寒川神社、富士山頂、七面山(山梨県)、竹生島(琵琶湖)、伊勢神宮の元伊勢・皇大神宮(京都)、大山の大神山神社(鳥取県)、そして出雲大社が並び、「御来光の道〜レイライン〜」と呼ばれています…
私は全くの不勉強で、富士山と出雲大社がほぼ完璧に東西に並んでいることくらいしか知りませんでした。
今回、このようなお話をうかがう中で、特にあっ!と思ったのは寒川神社と元伊勢です。
というのは、このたびの富士山でのイベントにも大きく関わっており、私のライフワークの一つでもある宮下文書の内容とリンクするところがあったからです。
宮下文書を研究(というほどでもありませんが)してきた中で、大きな謎というか疑問になっていたことがいくつかあったのですが、そのうちの一つが、「寒川神社」と「丹波」という富士山以外の場所に関わる伝承でした。
遠く遠く離れた「丹波」の伝承が書かれているのはもちろん、比較的近くとは言えどほとんど社会的、文化的に交流のない「寒川神社」がなぜここまで重要視されているのか。
私には30年間それがよく分からないできた。もちろん、今でもはっきり分かったわけではありませんが、正東西にわたる太陽の道の上にそれらがつながること、さらには宮下文書や出雲と霊的に強く結ばれている出口王仁三郎のことを想起すると、これは偶然ではないなと直観せざるを得ないわけです。
大本関係に詳しい方はご存知と思いますが、大江山の元伊勢皇大神宮は「水の御用」の聖地です。そして、その2ヶ月後、出雲において「火の御用」が行われました。この二つの御用は、大本においては、立替え立直しの「型」の御用として非常に重要なものとされています。
ちなみに宮下文書による富士高天原の中心地には「お伊勢山」という聖地があります。ここはここで「元伊勢」であるという伝承を持っているのです。不思議ですね。
私にとってはこのたびの「御来光の道〜レイライン〜」との出会いは、何かのスタートになる予感がします。研究はこれからです。これがいったい何の比喩(型)なのか…。
とりあえずは、玉前神社から出雲大社まで、ゆっくり太陽の道を旅してみたいなあと思いました。
いただいたメールによれば、このラインは日本を飛び出して世界にもつながっているとのこと。多くの世界遺産を通ってグランド・キャニオンまで行き着くのだそうです。面白いですね。
宮下文書、出口王仁三郎、そして仲小路彰という、私の中での太い霊統があるわけですけれども、その仲小路彰が「日本は光の国」、「21世紀は太陽の時代」と言っていた意味がよく分かってくるような気がしますね。
私にとって、この三つの研究対象は、光によって統一され、しっかり未来を照らしてくれるような気がします。そして、その光は富士山から発するように予感するのです。
なんかワクワクドキドキします(中二病極まれり!という声が聞こえてきますね…笑)。
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コメント
東京〈皇居?〉の真北に日光
東京と富士山の向こうに、豊川(稲荷?)
日光と富士山の向こうに、久能山
などなど、いろんなラインもありますよね
投稿: ふなふな | 2014.10.15 12:11