『だから日本は世界から尊敬される』 マンリオ・カデロ (小学館新書)
サンマリノは世界で最も古い共和国です。そして軍隊を持たない国(形だけの極小規模の軍隊はあり)。
そんな国にこの6月、神社本庁公認の神社が、日本国外で初めて創建されました。
そのような画期的なことが実現したのは、サンマリノ駐日大使であるこの本の著者が、日本人以上に日本のこと、特に神道のことをよく理解されているからです。
そう言えば、先日昭恵さんがウチに遊びにいらした時に、サンマリノ大使さんのお話になり盛り上がりました。
というのは、昨年の6月に、全くの偶然(しかし必然的であったことがこのたび判明)、大使と昭恵さんはある場所で会っているのです。
そのある場所とは…ここのところ私もドップリ浸かっている(漬かっている?)信州諏訪大社です。
実は昭恵さんは全く違う用件で諏訪を訪れていましたが、ふと思いついて春宮をお参りしたそうです。するとそこにはサンマリノのマンリオ・デカロ大使が!
そして、なんとその1年後、その大使とともに昭恵さんのお義母さん、すなわち総理のお母様洋子さんが、神社の建立式のためにサンマリノを訪れました。
これは偶然ではありませんね。諏訪の龍神さまが動かれたとしか思えません。
ついでに言うと、ミシャグジ神と絹の道で紹介したように、今月諏訪を旅した時、たまたま入ったそば屋さんが、1年前昭恵さんが立ち寄ったお店だったりと、まあ、なんだか不思議なことばかりで、それで昭恵さんとももうお互い笑うしかないという…。
大使は日本人が日本の誇るべき歴史や文化をあまりに知らないと心配されています。よく外国人から指摘されることですよね。
しかし、私はそこにはあまり憂いを感じません。なぜなら、それこそが日本文化だからです。単なる無知ではありません。私の言う「国譲り理論」です。無意識の内に純粋保存する。必要な時にお出ましになる。
実は「今」が、その「お出まし」の時なのです。だからこそ、この本の価値もある。
そんなことをお伝えすることも含めて、昨日のエルサルバドルの大使さんに続き、私も近いうちにマンリオ・カデロ大使にお会いしたいと思っています。その他にもいろいろとご相談、お願いしたこともありますので。楽しみです。
Amazon だから日本は世界から尊敬される
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