『9歳で突然父を亡くし新聞配達少年から文科大臣に』 下村博文 (海竜社)
下村文科大臣とお話する機会がありました。
今日はメキキの会18周年の式典が行われ、ゲストとして大臣がお越しでした。
下村大臣とは共通の知り合いがいまして、それがまた実に不思議なご縁です。まさに神様のいたずらとも思えるような偶然。
今日はそういう神様の意志としか思えないご縁がたくさんありました。もうみんな笑っちゃうくらいの「まさか」「こうくるか」「ここで会うことになっていたのか」というような出会いがたくさん。
7月1日の富士山開きでご一緒した方々との再会も多数。また、王仁三郎直系の方々とも、そして、富士高天原関係の重要人物とも。
今日の式典のテーマは「志教育を世界に」。たしかに「志」を持つと、何が変わるかというと、必要な人と出会う機会に恵まれるということですね。
ちなみに、「志」という漢字や「こころざし」という日本語に関する解釈については、こちらに詳しく書きました。皆さんが気づかない本質的なことが書いてありますので、ぜひともお読み下さい。
さて、今日は下村大臣の志についてもいろいろうかがいました。それはもちろん大臣としての国家レベルの志でありました。基本的に私もその志に賛成の立場ですが、いろいろとやり方を工夫しなければ、抵抗勢力が元気になってしまう(笑)可能性があるなとも思いました。
やはり、日本古来の(あるいは王仁三郎的な)「言向け和す」というような方法論、または必要以上に「言挙げせぬ」ことも大切なのではないかなと。
いずれまた機会を得ましたら、現場の意見としてそのあたりをお伝えしようかと思っています。
さて、このご著書を読みますと、大臣がいつ、いかにして、いかなる事情でそのような志をお持ちになるようになったのかがよく分かります。
それはある意味では非常に特殊な生い立ちに根ざしたものであって、現代の子どもたちが共感することは難しいかもしれませんね。
それは大臣ご自慢の「道徳のテキスト」にも言えることです。偉人伝をたくさん読ませればよいというわけではない。ほとんどが偉人にはなれないのですから。小学生ならまだしも、中学生ともなると扱いは難しくなります。
決して偉人でなくとも、私たちにはそれぞれの天命があって、それに基づいた志を持つということが非常に重要であると思います。
まあ、道徳に限らず、エリートが作った教科書を、ほとんどの非エリートが使うという状況はこれからも変わらないでしょうね。教師の悩みどころです。
私は今、非エリートでありながら、どうやって国家的、あるいは全地球的な志を実現するかということを研究しております(かなり真剣に)。
それは、今までの市民運動や草の根運動の理論とは全く違う方法です。頑張りますね。
下村大臣、おそらくは9月の内閣改造でも続投となるでしょう。今後、オリンピックのこともあります。またゆっくりお話しする機会を持ちたいと思っています。教育、文化、スポーツ、科学技術…本当にいろいろお話したいことがありますので。
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