音魂!100人のロック・ソーラン ロック民謡 スーパー・ベスト
おととい、スペクトラムとつのだ☆ひろを紹介しましたが、彼らとも縁の深いこのアルバム。
カミさんが職場である幼稚園で使うらしく購入しました。
私、あんまりこういう類のモノに興味なかったのですが、カミさんが大興奮して聴いているので、私もちょいと耳を傾けてみましたら、まあ、これはスゴイではないか!かっこいい。原曲は原曲として、編曲と演奏がすごいぞ。
これはロックというより、ジャズというかファンクですね。ぜひアマゾンの試聴で聴いてみてください。
あっ、YouTubeに1曲だけあった。「親子ソーラン」だそうな。
クレジットを見て納得いたしました。私の知っている人ばかり。日本のジャズ界、ポップス界では有名すぎる人たちがバンドを組んでおります。以下、そのそうそうたるメンバーを紹介します。
指揮
藤野浩一(昨年の水樹奈々さんのライヴでオケを振りましたね)
ピアノ・キーボード
佐山雅弘(PONTA BOXのお仕事が印象的)
ドラムス
岩瀬立飛(ジャズからアニソンまでなんでもこなします)
ベース
斉藤クジラ誠(サザンの準メンバー。ベースも弾くんだ)
ギター
小堀浩(布施明のサポート)
トランペット
エリック・ミヤシロ(天才。娘もお世話になってます)
菅坂雅彦(ジャズのみならず、J-POPでも活躍)
トロンボーン
中川英二郎(朝の連ドラ「瞳」の演奏でも有名)
テナー・サックス
宮崎明生(ジャズと歌謡曲を得意とする濃い奏者)
バリトン・サックス
宮本大路(この方もゴリゴリ吹きますよね)
と、まあ、なるほど民謡にぴったりの方々です。ここに佐藤千恵美さんや、つのだ☆ひろさんや、サンプラザ中野くんさん(?)のようなボーカリストが乗っかるわけですから、悪いわけがない。
考えてみれば、民謡とジャズ(あるいはロック)というのは、広義の民族音楽(民俗音楽)になるわけでして、それはたしかに親和性が高いはずです。
いつも書いているように、地球上の音楽の9割以上がペンタトニックです。私たちが知っているドレミファソラシドの世界はごく狭い地域のごく狭い時代に流行った音楽です。
ただし、その近代西洋音楽は共通語としては非常に優れていたので、楽器も含めて今や世界中に広がっていますが、それぞれの土地の民族音楽がその共通語を飲み込んでいるわけで、ジャズやロック、J-POPも全てそういった現象の一部です。
私も若い頃ずいぶんと西洋近代音楽に洗脳されましたが、この年になってずいぶんその呪縛から解き放たれつつありますね。秋田生まれ民謡&演歌育ちのカミさんのおかげですね。
Amazon ロック民謡 スーパー・ベスト
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