Jasser Haj Youssef(ヴァイオリン&ヴィオラ・ダモーレ奏者)
ちょっと前に、私好みの個性的なヴァイオリニスト、エミリー・オータムを紹介しました。彼女はバロックとロックを弾きます。
今日はジャズと民族音楽を得意とする個性的なヴァイオリニストを紹介しましょう。
とは言え、ええと、名前の読み方が分からない(笑)。彼はチュニジアの出身。
まずはヴァイオリンの演奏から。彼のカルテットです。
かっこいいですね〜。もう1曲。さらにオリエンタルなジャズ。
ヴァイオリンってやっぱりこういう楽器なんだと思います。お行儀のいい楽器ではない。
そして、彼の特徴はヴィオラ・ダモーレを演奏することです。私もなっちゃってヴィオラ・ダモーレ奏者の端くれでありますが、あの共鳴弦も含めて14弦もある楽器をいじっていると、どう考えてもこれは民族楽器だなという気がしてくるわけです。
そして、バッハやヴィヴァルディやテレマンを弾いているだけでは満足できなくなってくるわけですね。でも、実際何をどういうふうに弾けばよいかというのはよく分からなかった。日本の胡弓の古典作品を弾いたりしたこともありまたけど、なんだかいまいちだった(笑)。
で、彼が見事にヴィオラ・ダモーレをヴィオラダモーレらしく弾いてくれています。いくつか聴いてみてください。
なるほど、こうやってあぐらかいて、ヘッドを地面につければいいのか!分かったぞ!これはいただきです(笑)。
というわけで、今年の都留音楽祭では、これをやってみようかな。八雲琴とヴィオラ・ダモーレで即興とかね(笑)。お楽しみに。
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