« 『利他−人は人のために生きる』 瀬戸内寂聴・稲盛和夫 (小学館文庫) | トップページ | 竹田恒泰さん講演会のお知らせ »

2014.06.16

『今こそ原子力推進に舵を切れ』 (WEDGEセレクション)

20140617_111220 きなり何なのか…ですよね。いや、これ半年も前に読んでいたのですが、なんとなく紹介するタイミングを逸していまして。
 というか、私の周りにも原発反対派の方々がたくさんいまして、私のような「非原発反対派」(推進派でもない)にとっては、けっこう厳しい環境というか、まあ自分の社会的立場もありますからね、あんまり声高にこういう本をおススメしにくかったと。つまり意気地なし(笑)。
 今日たまたま、教え子から電話が来てですね、彼女、このたび日本を代表する大企業に就職が決まったんですけど、どの部署に配属希望を出したらいいか、何かアドバイスをとのこと。
 「原発」部門はやめといた方がいいよねえ、と言うので、何を言っているのか、今こそ原発でしょ!と言ったんですよ。で、この本、100円だから読めと。
 いちおう確認しておきますが、私の「原発」に関する立場はこちらに書いたように、バカボンのパパみたいに「反対の賛成」です。
 ですから、この本の内容に関しても、完全に賛成の部分と、完全に反対の部分とがあります。
 化石燃料や再生可能エネルギー(意味不明なネーミングですね)について大いに懐疑的な面に関しては、この本の内容に賛成します。
 しかし、一方で「原発」が「核分裂炉発電」に限られているところに関しては承服しかねます。
 つまり、教え子にも、そういう意味での「原発の未来」を託そうと思ってアドバイスしたんです。
 実は最近、私のこうした「原発論」に賛同してくれる方が増えましてね、今のところ、研究者と政治家の方々にはけっこう味方がいるんです。あとは、実業界だなと思っていたので、その教え子にそっちのラインを期待しようと、そういうわけです。
 まあ、いずれにせよ、こういう本は、反対派の方にこそ読んでいただきたいですね。そして、一つ一つしっかり論破してほしい。感情的、感傷的になるのではなく論理的にですね。
 人によっては、いや、ほとんどの反対派が、ここに書かれている「事実」すら知らないでしょう。知った上で、大いに反対を叫び、現実的な対案を提示してもらいたいですね。
 どうも世の中の反対派が盛り上がらないのは、そこんとこに問題があるように思えてなりません。もっと、しっかり頑張ってほしい。
 なにしろ、私の周りでも、原発反対に飽きたら、今度は秘密保護法反対、続いて集団的自衛権容認反対、そしてなぜか今はワールドカップに燃えているという人もいますから(笑)。
 賛成派も反対派も、そして私のような変わり者の皆さんも、(100円ですから)ぜひぜひ読んでみて下さいまし。

Amazon 今こそ原子力推進に舵を切れ

|

« 『利他−人は人のために生きる』 瀬戸内寂聴・稲盛和夫 (小学館文庫) | トップページ | 竹田恒泰さん講演会のお知らせ »

ニュース」カテゴリの記事

書籍・雑誌」カテゴリの記事

経済・政治・国際」カテゴリの記事

自然・科学」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/55913/59830205

この記事へのトラックバック一覧です: 『今こそ原子力推進に舵を切れ』 (WEDGEセレクション):

« 『利他−人は人のために生きる』 瀬戸内寂聴・稲盛和夫 (小学館文庫) | トップページ | 竹田恒泰さん講演会のお知らせ »