おおつきなっとう(大月納豆)
今夜は大月在住の絵本作家仁科幸子さんにご招待いただき、おいしいお食事を食べながらいろいろおしゃべりしました。
その時空を超えたお話の内容はナイショ(笑)。本物の芸術家のお言葉は深いですね~。人脈もすごいけれど、それ以上に人間以外との気脈がすごい。
昨日の記事で、音楽は自然との共演だという話を書きましたけれど、音楽に限らず芸術全般はみな同じですね。自然、すなわち神とつながるということでしょう。
出口王仁三郎が「芸術は宗教の母」と言ったのがよく分かります。
逆に言えば、特定の宗教団体に入ったり、神社仏閣を巡らなくとも、自然とつながる芸術活動(鑑賞も含めて)をすれば、人は立派な宗教者になれるということですね。
また、芸術をする者も宗教をする者も謙虚になって、すなわち器(受信器)とならねば本物にはなれないということです。
さて、今日はおいしいお料理をいただき、貴重なお話をうかがった上に、たくさんお土産をいただいてしまいました。本当にありがたいことです。
そのお土産の中に、納豆マニアにはたまらないものが!
か、かわいい…(笑)。
「おおつきなっとう」です。
そう、大月、納豆と言えば、6年ほど前にこのブログでも紹介したことのある「富士納豆」です。こちらの記事を御覧ください。
富士納豆さんの納豆はなんとなく懐かしい古典的な味わいが魅力です。
こちらの「おおつきなっとう」は、地元大月産の大豆を使った納豆。
まずは混ぜずに一粒つまんでいただきます。比較的小粒ですが、苦味を伴う味わいは、まさに懐かしい昭和世界。
次に混ぜ混ぜしてご飯にかけていただきます。う、うまい…。
付属のタレではなく、これはシンプルな醤油でいただきたいですね。そして、納豆卵かけご飯。最高!
やっぱり納豆はこれでなきゃ。
そして、このパッケージ。そうです。この「なっとう」君(?)、仁科さんがお描きになったキャラクターです。今にも笑い声が聞こえてきそうですね。仁科さんは納豆とも自然に会話できる方です。
納豆は、まさに自然と自然の見事なコラボレーションである発酵食品。
大豆を人間だとすると、納豆菌は神。納豆は神人合一した理想の宗教者、芸術家ですね!
ありがたや、ありがたや。ごちそうさまでした。
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