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2014.05.09

富山県の「おみあげ」

20140510_85627 山旅行のお土産をいくつか買いました。
 お土産屋さんに左のようなポップが。ウチのカミさんがめざとく見つけて「間違ってる」とツッコミを入れていました。
 いやいやどうして、これ、間違いとは言い切れないのであります(マニアックに言うとですが)。
 「みやげ」の語源はあまりはっきりしていないのですが、16世紀の国語辞典や、17世紀のポルトガル人キリシタンが使った日葡辞書には「みあげ」と訓まれているので、おそらくは「みやげ」は訛りであって、もともとは「みあげ」であったと思われます。
 そうすると、考えられるのはですね、「みあげ」は「御(美)上げ」であろうということです。
 そう、「おみあげ」は、「おみくじ」が「御御籤」であるように、「御御上げ」だろうということですね。
 たしかに「お土産」は誰かに上げるものです。つまり、かしこまって物品を頭上高く掲げて差し上げるもの。
 こう考えるのは全く自然ですよね。
 「あげ」だけなら「age」のままでしょうけれども、「みあげ」となるとですね、連呼してみるとわかると思いますが、発音が「miyage」となってしまう傾向があります。
 とはいえ、たしかに現代語としては「みやげ」が正解ですから、この富山の(たぶん)女の子は間違ったということになるのでしょうね。
 かと言って、間違っていますよなんて言うのは野暮です。でも、そのままさらしものにしておくのも悪い気がするし、こういう時ってどうすればいいんでしょうね。
 まさか富山の方言もないでしょうし…。
 というわけで、今日は学校で宿泊座禅の行事があるので、短めにこれで終りにします。

チューリップのお花をモチーフにしたサクッと香ばしいサブレですフラワーサブレ 12枚入【楽ギフ...

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