Origami
ウチの学校では折り紙が必修の授業になっています。こちらに書いたように朝日新聞に取材していただいたこともありました。
折り紙は世界的にもクール。外国の方からすると、直線的に簡素化された立体デザインと映るようですね。
さらにそれが1枚の正方形から作れるという魅力。まさに日本が誇るデザイン文化の一つでありましょう。
ですから、折り紙は外国でも「Origami」で通用します。「Paper Folding」だとちょっと違うイメージになってしまう。やっぱり「折り紙」は「Origami」です。
今日は、「折り紙」ではない「Origami」を紹介しましょう。
もう利用している、ハマっているという方もいらっしゃるかもしれませんね。そう、iPhoneやAndroidでおなじみのショッピングアプリです。
ネットショッピングと言えば、楽天やAmazonというイメージがありますよね。実際、私も両者に大変お世話になっています。
しかし両者が開店したのは前世紀のこと。それ以来その規模やサービス内容は拡大してきましたが、基本的なビジネスモデルやサイトデザインは変わっていません。
特にスマートフォン用のサイトデザインはイマイチ。非常に使いにくく感じます(基本使っていない)。
そんな状況をある意味チャンスととらえて登場してきたのが、この「Origami」であります。
私も数ヶ月前にアプリを導入して楽しんでいます…しかし、実は全く買い物はしていません(笑)。
つまり、ウィンドウショッピングして楽しんでるってことですね。今日テレビで女性が「エア買い」とか言ってましたが、それですね。
とにかく「見つける」のデザインが秀逸ですね。デザインと言ってもただ写真が並んでいるだけです。それがいいんですね。
楽天やAmazonがあまりに手を広げすぎたあまり、(特に楽天が)アジアの市場みたいになっちゃっている中で、この「Origami」で扱う商品は超オシャレ。
見ているだけでなんとなくセレブになったような気分になりますね(笑)。私なんかド田舎の山の中に住んでますからね。ウチの村にはこんなオシャレなモノ売ってる店ありません。
文字がない、というのは画期的であり、斬新であり、そして古代的ですね。モノの形と色という情報から私たちが何を読み取るか。
その写真をタップするのは、気に入った時(これほしい!)と、分からない時(これなんだ?)。すなわち、もっと知りたいと思った時に「言語」が初めて登場するというわけですね。
楽天やAmazonだと向こうからどんどん言語で売り込んでくるわけですよ。うるさい店員みたいにね。それをOrigamiはモノ自身に、人間言語(コト)以前のモノ言語で語らせている。これが面白いわけです。
だから、私みたいに実際に購入せず、見ているだけで楽しむことができるわけです。
そう考えると、「Origami」という微妙なネーミングは、実は絶妙だったということが分かりますね。
ぜひ皆さんもヒマな時に眺めてみてください。いや、実際のところ楽天やAmazonで買うよりも安い場合もありますからね。そのうち私もOrigamiで初ショッピングする時が来るでしょう。
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