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2014.04.04

富士山は大和の国のホームボタン

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 日の夕刻の富士山です。今年は雪が多かったので、まるでソフトクリームのような肌合いですね。
 写真を撮りながら、やはり富士山は心のふるさとだなと思いました(言い古された表現ですが)。
 父のようであり、母のようであり、兄弟のようでもあり、恩師のようでもある。
 何か困ったことや苦しいことがあった時、富士山を眺めるとホッとしますし、勇気づけられます。
 さながらiPhoneのホームボタンのようだなと思いました。
 困った時、自分の居場所が分からなくなった時、とりあえず押すと原点に戻るホームボタン。iPhoneのヒットの要因の一つでしょう。
 いくら出っ張っているから言って、富士山をボタンに喩えるのはどうかとも思いますが、もし巨大な宇宙人か神様が地球を手にして眺めていたら、やはりこの小さな列島のヘソにそびえる独立峰をプチッと押してみたくなるのではないでしょうか(笑)。

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 そうそう、人工衛星による測定によって山の標高が修正され、山梨県は表彰台の高いところ独占になりましたね。すなわち、第1位富士山、第2位北岳、第3位間ノ岳で金銀銅独占ということです。
 しかし、北岳、間ノ岳は神様と言えども見逃してしまうでしょうね。山脈の一部なので目立たない。世界的に言えば凡庸な山です(てか、山梨県民の私でさえ、どれが北岳でどれが間ノ岳か分かりません)。
 やはり富士山は世界のフジヤマであり、宇宙の天教山であります。荒魂、和魂、幸魂、奇魂の全てを持ち、表現しています。
 日本人が心のふるさとにするのはもちろん、これからは世界中の人が「大和(たいわ)」の象徴として天の教えを学ぶ山となっていくと信じています。
 とりあえず2020年の東京五輪が一つのきっかけになります。それまでに日ロの平和条約締結や日朝国交樹立や、いや朝鮮半島の統一などということもあるかもしれません。
 厳しい春の風に吹かれてなお美しい、いやさらに美しい今日の富士山は、そんな明るい未来を予感させてくれました。


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