« 『アナと雪の女王』(ディズニー映画) | トップページ | 秋田弁が流行る? »

2014.04.13

「桜の季節」と「桃の季節」に…

 日は山梨出身の二人の偉人を追悼するイベントが開かれました。
 一人は、富士吉田出身のミュージシャン志村正彦。一人は、旧牧丘町出身のプロレスラージャンボ鶴田。
 二つのイベントは微妙に時間が重なっていたので、どちらに行くか大いに迷いましたが、十三回忌ということもあり、イベント自体への参戦についてはジャンボ鶴田さんの方を選びました。
Th_img_8921 富士吉田で催された「上映會」は、フジファブリックの結成10周年を記念して発売されたフジファブリックの『TEENAGER FANCLUB TOUR』追加公演 at 富士五湖文化センターのDVDを、まさにその場である現ふじさんホールで上映するというもの。
 あの日は、私にとっても忘れられない志村くんとの初めての会話と握手の日でした。あのライヴを生で観て聴いたというだけでなく、全く予想外の幸運にも恵まれたわけですから、今日は当日あの場にいられなかった方に席をお譲りするという気持ちもありました。
 開演時間まで、ふじさんホール付近を散策して「桜の季節」を、そしてファンの皆さんとの交流を楽しみました。ホールでは志村くんのご両親ともお会いできたので、久しぶりにご挨拶もさせていただくこともできました。
Th_img_55471 月江寺駅にはあの日掲げられた横断幕が。実はこの横断幕を作ってくれたのは教え子のお父さんなのですが、その方は1年前に亡くなられてしまいました。富士山駅の駅長さんをされた方です。志村くんの業績をたたえるイベントをやりましょうとお話していたのに本当に残念です。今日はあの日と同じように志村くんたちメンバーと月江寺駅で会話していたのではないでしょうか。
 イベント自体には参加できませんでしたが、あらためて志村正彦という天才が遺したものの素晴らしさ、大きさを感じましたね。はっきり言って、私の人生も彼によって変わりました。深まったと言ってもいいでしょう。今後は、彼の遺産を継承すべく、学校で地元の若者たちに彼の作品を紹介していこうと思っています。
Th_img_5552 さて、富士吉田をあとにし、山梨市民総合体育館に移動すると、そこはまさに桃源郷。
 主催者の方によると、ジャンボ鶴田追悼興行をやるなら、桃の花が満開の季節にということで、今日の開催を決めたとのこと。
 山の都で標高差の大きい山梨では、こうして桜と桃を同時に楽しむことができるのですね。
 ジャンボ鶴田さんも私の人生を支える偉人の一人です。「人生はチャレンジだ」「チャンスをつかめ」は私の座右の銘です。
 今回のプロレスリング・ノアによる追悼興行には、交わることのなかったライバル藤波辰爾選手が参戦しました。それだけでも感慨深いものがあります。
 追悼セレモニーでは、ジャンボの偉業の数々を紹介するビデオが上映されました。私もカミさんも涙、涙。
Th_img_5556 画面に映し出される鶴田さんをはじめ、馬場さん、三沢さんら、多くの方が鬼籍に入られています。命がけで戦い、私たちに感動を与えてくれたレスラーの方々に心から感謝の気持ちを抱くとともに、熱かったあの時代を懐かしく思い出しました。
 今日のノアの興行自体も、それなりに楽しめる内容でしたが、やはり、往時の盛り上がりにはかないません。
 なんでしょうね、レスラーのスケールも小さくなってしまいました。化け物が少なくなりましたね。リングに上がった中で、一番大きかったのは、ぶどう農家をされている鶴田さんのお兄さんだったのではないでしょうか。皮肉なことですね。
 そんなわけで、今日は花とともに若くして亡くなってしまったお二人の山梨出身の偉人を偲ぶ日となりました。
 私もお二人に学びつつ、また彼らに負けないように、山梨のために、日本のために頑張りたいと思います。
 あらためてお二人に感謝するとともに、ご冥福をお祈りいたします。

Amazon Live at 富士五湖文化センター


|

« 『アナと雪の女王』(ディズニー映画) | トップページ | 秋田弁が流行る? »

スポーツ」カテゴリの記事

音楽」カテゴリの記事

文化・芸術」カテゴリの記事

旅行・地域」カテゴリの記事

自然・科学」カテゴリの記事

コメント

こんにちは。
この日は、私も心は富士吉田に飛んでいってました。
いつか、本当にこの足で富士吉田に立ちたいと思ってます!

フジファブリクや志村くんが好きで、たびたびこちらにお邪魔させていただいてたんですが、今回『一日一食』の記事が目について興味を持ってしまいました。

最近体重も新陳代謝が悪くなってきたのか増加していき、ダイエット目的もあったのですが、花粉症も治ったそうで!!
かなり忍耐が必要と思いますが、昨日から始めてみました。

当たり前ですが、お腹が空いてたまりません(笑)
まだ慣れてないからだと思いますが。。。
3時のおやつとかは食べてもいいのでしょうか?
チョコやアイスとか食べる場合は、夕食後とかの方がいいのでしょうか?

今までの常識から言ったら、夕食は控えめにしないと太るという考えが、私の中からもなかなか消えないのですが、朝食や昼食を抜いて餓鬼状態で、夕食を腹いっぱい食べると吸収されすぎて、リバウンドとかの心配はないのでしょうか?

質問攻めですみません(汗)

本などを読むのがいいのかもしれませんが、10年も一日一食を続けられて、効果を実感されてる方の声をお伺いしたいと思いました。

今の生活習慣を見直して、私も身も心もフットワーク軽くなりたいと思ってます(笑)

投稿: りんか | 2014.04.20 14:16

りんかさん、こんにちは。
お返事が遅くなってすみません。

お腹は私も四六時中すいてます(笑)。
ただ、それに耐えられるようになるだけです。
あるいはそれが快感になる?(笑)

おやつはけっこうつまみますよ。
チョコを数個食べるくらいなら影響ありません。
とにかく3食を1食にすると、単純にエネルギー保存則でやせるだけです。
さすがに1食で3食分食べるのは無理ですから。
逆に言うと、夜は食べたいだけ、苦しくなるほど食べます。
私の場合はそれでちょうどエネルギーの収支がとんとんのようで、10年間ほとんど体重は変わりません。

人によって向き不向きもありますから、無理はなさらないように。
でも、食生活が変わると人生変わるのは事実ですよ。

投稿: 蘊恥庵庵主 | 2014.04.22 11:34

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 「桜の季節」と「桃の季節」に…:

« 『アナと雪の女王』(ディズニー映画) | トップページ | 秋田弁が流行る? »