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2014.03.01

SWITCHインタビュー 達人達(たち)「野村萬斎×市川猿之助」(NHK)

Th_20140301_150121 日は仕事が終わってから東京へ。まずは雪の武蔵陵墓地参拝。先日の大雪の影響で松の大木が何本か倒れていました。
 自然の荒魂とともに、純白の真綿に包まれたような和魂をも感じました。
 誰もいない昭和天皇の御陵でじっくり対話。「鎮霊社や良し」とのお言葉をいただき、そのまま市ヶ谷へ。靖国の本殿より先に、鎮霊社・元宮を遥拝。
Th_20140301_165516 なるほど、鎮霊社の発想をもっと高次元で具現化せねば。
 一口に英霊とは申しますが、本当に多様な思いがあるのです。現代の靖国論議はあまりに矮小化されている。それを論じる個人個人の主体というとんでもなく小さな世界観の衝突によって、大きなモノが危うい方向に動くことを、英霊は正直苦々しく思っておられます。
 様々な思いは御柱の数だけあるとしても、その不満と危惧は共通しているのです。
Th_20140301_215509 その後、私は四ツ谷のオテル・ドゥ・ミクニに向かいました。ある方にご招待いただき、素晴らしいお料理とお酒をいただきながらの「四谷会談(怪談)」。
 最後は三國シェフも交えて、日本の未来について大切なお話をさせていただきました。本当にありがたく、また身に余る幸せな時間を過ごすとともに、ますますわたくしを捨てて地球のために頑張らねばと覚悟をあらたにしました。
 会談(怪談)が終わって、録画してあったこちらの「対談」を観ました。これまた、グッドタイミングでいろいろなことを学ぶ機会となりました。
 SWITCHインタビュー 達人達(たち)「野村萬斎×市川猿之助」
Th__20140302_90822 いやあ、2020年の東京五輪の開会式、彼ら二人に演出してもらいたいなあ。すごい…若いのにすごい。
 もちろん、狂言と歌舞伎の文化的な違いや相互補完関係なども面白く拝見したのですが、やはり「型」の話が面白く納得でしたね。
 昨日の「天命は人事を尽くすを待つ」の話にも通じます。

 「制約があった方が新しものは生まれますよね」(猿之助)
 「秘すれば花、珍しきは花」(萬斎)
 「『型』っていうのはものを学ぶ上での最短コース』(猿之助)
 「何もないということは想像の余地がある」(萬斎)

 これらはまさに、「コトを窮めてモノに至る」に通じると思いました。彼らがまずは伝統的な「型」を完璧に近く学び、そこから「型」を破っていく。カタはコトと同源です。

 「(過去の英知)に自分を合わせていくことによって、自分の可能性を大きくする」(萬斎)
 「先輩から譲り受けたものを次世代に受け渡すことは最低限の責任。それ以上は知らない」(猿之助)

 まさに「天命(未来)は人事(今)を尽くすを待つ」ではないですか。
 お二人に共通していたのは「今」。それもいわゆる「中今」ですね。過去とのつながりにおける「今」。そして、未来につながる「今」。
 本物の言葉は重いなあ。今日は一日を通して、超一流の方々のお話を聴く機会を得ました。また、亡くなった方々の言葉も多く受け止めることができました。
 さあ、私も譲り受けたものをしっかり次世代に受け渡さなくてはなりません。頑張ります。命かけます。

達人達 公式

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