ARecX6 チューナーレコーダー (ソフィアデジタル株式会社)
昨日に続き、意外に知られていない便利な電気製品を紹介します。ウチでは1ヶ月ほど前から導入しております。
ウチのテレビ事情はかなり特殊です。前も書いたとおり、テレビ自体は14年前のブラウン管テレビ。もちろんハイビジョンなんていうものではなく普通画質です。
しかし、面白いもので、液晶画面に慣れてしまった現代人には、このブラウン管大画面がきれいに感じられるようで、ウチにいらっしゃった方々は口々に「いいなあ」とおっしゃります。面白いものですね。
そんなアナログでアナクロなテレビで何を観ているかというと、地上波はNHK以外はほとんど観ません。BSかCSの特定の放送局(プロレスとか…笑)だけですね。
ちなみにデジタルチューナーはハードディスクレコーダーのものを使っております(DVDに焼くのは裏ワザを駆使)。
ま、それはいいとして、地上波(山梨は民放2局しかないけれども…笑)でもたまにいい番組やったりして、あとで「ああ観たかったな」とか「再放送ないのか…」などと思うこともしばしば。
そんな時のために面白い機械を買いました。地上波全部を2ヶ月分まるまる録画してくれるものです。
いわゆる「全録」ですね。「全録」のハードディスクレコーダーは一般的にはけっこうなお値段しますが、これはなんと2万円以下で買えます。
そう、これは地上波と言っても、ワンセグをまるまる録画するものなのですね。ハイビジョン映像をまる録りするととんでもないデータ量になってしまいますが、ワンセグならデータサイズがとっても小さいので、たとえばウチでは1TBの外付けHDDをつけて、4チャンネル2ヶ月以上録れる計算になります。
はっきり言ってただ観るだけならワンセグ画質で充分。だいいちウチはさっき書いたようにハイビジョンテレビすらないのですから。
基本的にパソコンの画面に小さいウィンドウを開いて観る形になりますが、たとえば(昨日電話の子機にもなった)iPhoneで観ることもできますから、家の中のいつでもどこでも(布団の中が多い)過去の観たい番組だけ観ることができます。
これは便利ですよ。はっきり言ってテレビライフが全く変わります。クラウド機能もあるので外出先で観ることもできる。時間と場所に縛られないテレビライフというわけです。
ちなみにこのタイプのレコーダーで有名なのはガラポンです。
私もこのARecX6とガラポンとちょっと迷いましたが、山梨は4局しかないし(苦笑)、とにかく安い方がいいなと思いARecX6を選びました。
ハードディスクは別売りで7千円くらいでしたから、総額27000円弱でまる録り全録システムの完成というわけです。ま、これを高いととるか安いととるか、それは何に価値を感じるかによって異なるでしょうね。
ちなみに2ヶ月くらい録ってHDDがいっぱいになると、古いものから消して上書きしていきます。残しておきたい番組はワンタッチでロックをかけることができます。
また、非常に便利だなと思ったのは、テキストによる検索機能です。番組内容も含めてテキスト検索すると意外な名番組に出会えたりします。
その他通常の番組表やジャンル別一覧なども見やすく便利。そういう意味でもテレビライフが変わります。どちらかというと、ネット動画の感覚ですね。
再生はフラッシュプレーヤーなので、バーで観たいところに飛んだり、バソコンの十字キーで15秒進めたり戻したりもできるので、CMを飛ばしたり、繰り返したりするのにも便利。
あととにかく、「録画予約」という面倒な作業がなくなるのが画期的ですよ。録画予約って時間と手間がかかるじゃないですか。それでいて失敗したり忘れたりするとショックですしね。
画質にこだわらない方には、とにかくおススメの隠れた名機であります。おススメします。
Amazon ARecX6 チューナーレコーダー
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