NHK BSプレミアム 『超常現象~科学が挑む不可思議の世界〜心霊現象』
昨日放送されたものを録画で観ました。
昼間は娘と45年前の「怪奇大作戦」を何本か鑑賞して、頭も体もすっかり「怪奇モード」になったところでこの番組を観ましたので、効果(?)は抜群だったと思います(笑)。
と、まあ、たとえばその日の体験によって、同じ番組でも感じる「冷気(霊気)」は違うものでして、すでにそこに私たち人間ならでは「編集」がなされているわけですね。
それをある程度現代科学で証明することもできるでしょう。もちろん未来科学においてはもっとそのメカニズムがはっきりしてくることと思います。
この番組のプロデューサーは井上智広さん。優れた科学番組を作ってこられた井上さんだからこそ感じた、現代科学の問題点を浮き彫りにする内容になっていた思います。
もちろん、予想通り、半分は科学的に説明でき、半分はできないという結論が終わっていましたが、そこに科学の問題点や限界、そして可能性を見出すという視点は良かったのではないかと思いました。
NHKがそれをやったところに意味があるとも言えます。今までも、たとえば立花隆さんによる臨死体験に関する番組を放送したりしたことはありましたが、いわゆる心霊現象(幽霊やポルターガイスト、生まれ変わりなど)をここまで正面から取り上げたことはあまりなかったのではないでしょうか。
このブログをお読みの方、あるいは私を直接知っている方は、私がそういう「オカルト」的な話が好きで、どちらかというと非科学的なアヤシい人格の人間だとお思いでしょうね。
実は…そのとおりです(笑)。
教育者としてそれはどうかと心配なさる方もいらっしゃるでしょうね。
しかし、私はある意味教育者だからこそ、科学万能主義者や唯物論者にはなりたくないと思っています。
教育は非常に非科学的な領域です。ほとんど超常現象の毎日(笑)。想定外のことばかり。あるいは、意識の力が現実を変えていく現場であるとも言えます。
私は宗教にも興味を持っている人間ですし、一方で科学の素晴らしさ、面白さもよく分かっているつもりです。
そういう意味では、自分で言うのもなんですが、けっこうバランス取れている方だと思います。超能力者とも宗教者とも科学者とも、けっこうまともにお話できますからね。
また、最近の傾向としては、何人かの最先端科学の研究者の方々から、量子力学と意識や霊界との関係についてお話をお聞きする機会が多い。
私としては、日常生活の中でけっこう体験的にイメージしている内容なので、非常に納得がいくお話なのですが、たしかに科学者どうしではまだそういう話はしにくいかもしれませんね。
ですから、天下の(?)NHKさんが、こういう形で積極的にその領域に踏み込んでくださるのはいいことだと思います。
次回(18日)は「超能力」です。これまた楽しみですね。皆さんもぜひご覧ください。
ちなみに同じBSプレミアムの幻解!超常ファイル
ダークサイド・ミステリーも面白いですよ。
ま、NHKの制作者の中心が、私のような昭和オカルト世代になってきたってことかな(笑)。
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