SONGS 『ちあきなおみ』
いやあ、素晴らしい。今日のNHKのSONGSは「ちあきなおみ」でした。膨大なレパートリーからほんの一部の紹介ではありましたが、まあ、うまいこと…そして、楽曲の素晴らしいこと。
再放送は来週木曜日深夜25時30分からです。見逃した方はぜひ。
今日流れた曲は以下のとおり。
四つのお願い
喝采
矢切りの渡し
霧笛
星影の小径
紅とんぼ
黄昏のビギン
冬隣
やはり、いろいろな作詞家、作曲家が彼女の唄声にインスパイアされたのでしょうね。シンガーソングライターの時代、あるいはシロウトの自己満足の延長線上にあるボカロ楽曲の時代には望めない次元の高さです。
ウチの歌謡曲バンドでも「ちあきなおみ特集」やろうかな。ボーカリストの力量が問われますな(笑)。抜き方が難しいだろうな。本人は任せろと言ってますが(笑)。
ちあきなおみをバンドでやる楽しさは、ジャンルが広大無辺であることです。アイドルポップス、歌謡曲、ジャズ、フュージョン、AOR、シャンソン、ファド…。
私たちのようにジャンルを問わず音楽を奏で、歌を歌うことが好きな人種にとっては最高のお手本です。
同様の幅の広さのある歌手としては、もちろん美空ひばりを挙げねばなりませんが、残念ながら、私たちが共有している70年代後半、80年代のややバブリーなおしゃれサウンドがないことなんですよね。
その点、ちあきなおみは、80年代に名アルバムをたくさん出していますからね。
80年代のキラキラサウンドに彼女の枯れたボイスが浮かび上がり、なんとも言えない味が出ています。
そんな彼女の歌手生活後半の偉業もたくさん聴くことができるメドレー(80曲!)をどうぞ。
今でもお元気で歌っていらっしゃるのでしょうか。
Amazon 歌手-ちあきなおみ
| 固定リンク
「映画・テレビ」カテゴリの記事
- いかりや長介と立川談志の対話(2024.08.19)
- 九州人による爆笑九州談義(筑紫哲也、タモリ、武田鉄矢)(2024.08.18)
- 『もしも徳川家康が総理大臣になったら』 武内英樹 監督作品(2024.08.16)
- 『大鹿村騒動記』 阪本順治 監督作品(2024.08.11)
- 凪良ゆう 『流浪の月』(Audible)(2024.06.25)
「音楽」カテゴリの記事
- ラモー 『優雅なインドの国々より未開人の踊り』(2024.08.12)
- ロベルタ・マメーリ『ラウンドМ〜モンテヴェルディ・ミーツ・ジャズ』(2024.07.23)
- まなびの杜(富士河口湖町)(2024.07.21)
- リンダ・キャリエール 『リンダ・キャリエール』(2024.07.20)
- グラウプナーのシャコンヌニ長調(2024.07.19)
「芸能・アイドル」カテゴリの記事
- いかりや長介と立川談志の対話(2024.08.19)
- 九州人による爆笑九州談義(筑紫哲也、タモリ、武田鉄矢)(2024.08.18)
- こども歌舞伎「勧進帳」(2024.06.22)
- 冨田靖子 『グッドバイ夏のうさぎ』 山名兌二 監督作品(2024.06.18)
- 『彼岸花』 小津安二郎 監督作品(2024.06.16)
「文化・芸術」カテゴリの記事
- いかりや長介と立川談志の対話(2024.08.19)
- 九州人による爆笑九州談義(筑紫哲也、タモリ、武田鉄矢)(2024.08.18)
- 全日本プロレス祭 アリーナ立川立飛大会(2024.08.17)
- 『もしも徳川家康が総理大臣になったら』 武内英樹 監督作品(2024.08.16)
- ラモー 『優雅なインドの国々より未開人の踊り』(2024.08.12)
コメント