『日月神示が語る今この時』 中矢伸一・内記正時・黒川柚月 (ヒカルランド)
富士は爆発するぞ! 緊急未来予測シミュレーション
昨日の続きになります。最近出たこの本も、日月神示に興味のある方必読の書ですね。
中矢さん、内記さん、黒川さんというエキスパートたちによる鼎談。鼎談だからこそ読みやすい。
また、巻末に掲載されている資料篇、「終戦直後の天明直筆、ガリ版『日月神示』」、「天明編集『予言と霊界』」が非常に貴重。これだけでも買う価値があります。
エキスパート3人はそれぞれに守備範囲や感覚が違うため、鼎談の内容は広く深いものになっています。
また、お三人の誠実で冷静なお人柄のおかげで、決して暴走することなく(笑)、ある意味実証的な内容ですね。
私は、中矢さんと内記さんには直接お会いしてお話させていただいたことがあります。お二人ともに、信念が強く真っ直ぐな方。しかし、一方で謙虚さやユーモアを持ち合わせた方でしたので、私もすっかりファンとなってしまいました。
ところで、この本の表紙にはいきなり「富士は爆発するぞ!」とあって、まあ、それでつい手にとってしまう方も多いことでしょう。私もそうでしたが。
しかし、私にとっては予想通り、「富士爆発」というのは、たとえばそれによって日本が壊滅するとかそういう話ではありません。
もちろん科学的には「必ず富士は爆発(噴火)する」わけであって、別にこの言葉は大げさでも嘘でもありませんよね。
ただ、それを合図にして、あるいはそれを一つの比喩として、日本が立て替え立て直しの時機を迎えるということはたしかなようです。そういう意味での「大変動」は起きるのでしょう。
巻末の天明自身による富士爆発予言は、私にとってはちょっと「やりすぎ」な感じがあります。注意喚起を超えてしまう、(今も盛んな)危惧や恐怖を煽る内容に偏っているかもしれません。正直、霊的な信憑性(そんなものがあるのか知りませんが)はないし、私の知りたいこともあまり書かれていないと感じました。ま、あくまで私のトンチン勘ですけど(笑)。
それ以上に、ここでも鼎談での黒川さんの言葉にいろいろ刺激を受けました。いずれ黒川さんにもお会いしていろいろ教えていただきたいと思います。
それにしても、最近の私にとっての昭和19年というのは、いろいろ深い意味がありますなあ。
たとえばこの本にも紹介されていましたが、我が家にあって大活躍のあの出口王仁三郎の耀わんは、昭和19年の12月28日に突然制作が始まります。
そして、その日、岡本天明の富士と鳴門の神業も始まります。
また、仲小路彰が山中湖に疎開してきたのも昭和19年。
私にとってはこの3人は完全に同じ霊統。それぞれの次元で「霊」と「体」をつなぐ存在です。しかし、また、この3人で全てだとも思いません。まだ、つなげるべき人がいるような気がしています。
とりあえず、この3人のことをもっと勉強しなければ先に進めそうにありません。
一人ひとりとってもトンデモない小宇宙です。これは大変ですなあ。でも、一方でとても楽しみです。
いろいろな人の力を借りて、なんとか生きている内に目に見える結果を出したいと思っています。
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