渚ゆう子 『京都の恋』・『京都慕情』 (ザ・ベンチャーズ作曲)
5月に実現した、私の尊敬するプロレス史研究家の方との対談の原稿が、今日メールで届き、思わず熟読して一人ニヤニヤしてしまいました。
時間にして5時間強の対談。そのほんの一部を活字にしてくれたわけですが、それでも15ページに及ぶ長編となっています。
いや、自分で言うのもなんですが、めちゃくちゃ面白いんです(笑)。ホントに対談者である小泉悦次さんがうまくまとめてくださいまして、プロレスというジャンルを超えて、最近の私が言いたい文化論がほとんど全て詰め込まれている。
キーワードは「狼藉者」です。もうそれだけでも面白そうでしょ(笑)。
今月の中旬には、その対談(闘論)が掲載された同人誌「Big Pink」が刊行されるとのことですので、皆さんもぜひ!
まあいつものことですが、私の話はあっちこっち飛びまくりです。小泉さんも私以上に様々なジャンルに造詣が深く広い方ですから、読者はついてくるのが大変?
そんな中で、ザ・ベンチャーズの話が出てきます。スタン・ハンセンとベンチャーズの共通点やらなんやら。外つ国の狼藉者が日本の好々爺になっていく(笑)。
そんな中、小泉さんがベンチャーズ作曲の「二人の銀座」を紹介したりしています。実はこれもまた不思議なシンクロを感じました。というのは、昨日導かれて白鳥山に向かう途中、カミさんがずっとベンチャーズ提供の日本の歌謡曲を聴いたり歌ったりしていたのです。
そう、この前の土曜日NHKのSONGSにベンチャーズが出演したんですよね。その録画をおととい家族で観て聴いて、いろいろ感動していたところだったのです。
私はもちろん、人間ジュークボックスのカミさん、そして最近すっかりベーシストとなった上の娘なんかも、それぞれの視点(聴点)で、「いいなあ〜」と思っていたところだったのです。
というわけで、今日は今度ウチの歌謡曲バンドでもやりたいねと話したベンチャーズ歌謡の中から、渚ゆう子さんの歌った2曲を紹介します。皆さんもちろんお聴きになったことがある名曲ですが、もしかすると、作曲がベンチャーズだとは知らない方もいらっしゃるのでは。
めちゃくちゃいい曲ですねえ。古くて新しい。これこそ東西の融合ですね。それを当時から理解していたベンチャーズの、ある種の非都市性には驚きを感じざるを得ません。
ベンチャーズを音楽論、文化論的に語りだすと大変長くなってしまいます。特にベンチャーズが日本の歌謡界に与えた影響はあまりに大きく一言ではなかなか説明できませんね。
詳しくはまたいつか改めて。最後に、ベンチャーズという「伝統芸能」の技を堪能できる動画をどうぞ。こういう境地で演奏したいなあ。
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コメント
ご無沙汰しています。
ベンチャーズ見ました!
私もかなり熱心に見入りました。いいですね。
幼稚園の頃、隣の家のおにいさんがギター少年で「十番街の殺人」が十八番でした。
私はいつしか覚えてしまい、幼稚園で鼻歌してました(笑)
はるか40数年前の話です(>_<)
何年か前、大阪ビルボードライブへ行きましたよ。
よか音楽です!
投稿: あんりまー | 2013.09.04 21:53