ジャコ・パストリアス/ビレリ・ラグレーン 『バードランド』
今日は娘の所属する富士学苑中学・高等学校ジャズバンド部とエリック・ミヤシロさんの共演を聴きに行って来ました。
河口湖ジャズフェスティバルのトリとして登場の彼女たち。相変わらず魅力的な演奏を聴かせてくれましたよ。
特にエリックとの共演は良かった。エリックの音楽性の大きさが、子どもたちをインスパイアしていて感動的。
これですよね。ホンモノのミュージシャンとの共演体験の価値は。私も若い頃に、いや今でも経験していますよ。乗せられて自分の潜在的な才能が開発される瞬間。幸せですよね。
ベース担当の娘も興奮していました。中2にしてそんな体験できるなんてうらやましい限りです。指導してくださる先生、そして一緒に演奏してくれる先輩、後輩たちに感謝ですね。
親バカで申し訳ないのですが、私個人としては娘がジャコ・パストリアスが弾いた曲をやっていることに、なんとも言えない感慨をおぼえました。
特にエリックとの共演「Birdland」、そして合同演奏の「Chicken」。若い頃にイヤというほどジャコの演奏を聴いてきましたからねえ。
もちろん娘はまだまだですが、ジャコに憧れて真似しようとしているようですから、まあいろいろ壁にぶつかりながらも上達していくことでしょう(ちょっと悔しい…笑)。
さてさて、なかなかかっこいいアレンジの「バードランド」を聴きながら、このライヴ音源のことを思い出していました。これ、すごいですよ。
あの Live in Italy と同じ年、ドイツでのライヴです。ビレリ・ラグレーンのギターとジャコ・パストリアスのベース、そしてドラムというトリオによる「バードランド」。
3人(ほとんど二人と言ってもいい?)で、これだけファンタジックなバードランドが実現できるんですからねえ。二人とも恐るべしです(特にビレリ)。
まあ、とにかく聴いてみてください。さて、下の娘にギターを買い与えようかな(笑)。
Jaco Pastorius Trio - Birdland - Live 3/22/86
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