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2013.08.17

誕生日プレゼント

11_3 日(8月17日)はワタクシのお誕生日であります。とうとう四十代最後の年を迎えました。
 例年誕生日は夏休みの最中。それも都留音楽祭中に訪れるので、自分自身もほとんど忘れてしまっています。
 今年も、都留音楽祭音楽監督の有村先生の奥様から声をかけていただいて初めて思い出しました。そう、奥様も今日がお誕生日なのです。そんなわけで、毎年二人で「Happy birthday to us !」と声をかけあっております。
 ワタクシにとっては、もう昨日のファーストレディーの来訪が最大のプレゼントであったはずなのですが、これがまた贅沢なことに、今日、明日、あさってと夢のような別のとんでもないプレゼントも頂戴できるのです。
 というのは、今回の音楽祭のゲスト外国人講師である世界的ソプラノ歌手ロベルタ・マメーリさんと共演させていただけるのです!
 本当に長くこの音楽祭に携わってきてよかったと思いますし、古楽器、特にバロック・ヴィオラをいろいろな所で弾いてきてよかったなあとしみじみ感じます。
 今日さっそく練習がありました。マメーリさん、ちょっと風邪気味&疲労がたまっていて本調子ではないとのことでしたが、まあそれでもすごいこと、すごいこと…すさまじい音楽性に圧倒されました。
 そして、なんともユーモアのある方で、実に楽しく練習させていただきました。
 ちょっとしたハプニングも。
 私はヴィヴァルディのモテット2曲の楽譜(パート譜)を用意する役でして、得意の(?)切り貼りをして今日の練習に自信満々で持って行ったのですが…。
 1曲めは無事終了したものの、2曲めの1楽章をジャ~ンと演奏し始めたところ、最初の20小節くらいを過ぎたあたりで、ストリング・セクションの皆さんの頭の上に「?」が点滅し始めました(当の私の頭上にも)。
 うわぁ〜、なななんと、2ページ分くらいごっそり抜けてる!ww
 切り貼りのプロたるものが…なんというミスを!
 さあ、やばいやばい。先生方皆さんお忙しい中時間を作ってこの練習に参加しているのに、私のせいで練習が中断するどころか、実にきまずい雰囲気になる可能性もある…。
 と、思いきや、なんとマメーリさん、「じゃあ、この曲やめましょう!」とおっしゃるではないですか。
 いや、怒っちゃったんじゃないんです。ご本人、本番もキャンセルしようかというくらい体調が優れなかったので、実は大曲2曲をやるのは大変だと思っていたところで、ある意味「渡りに船」という感じで、アクシデントがあったわけです。
 結局、それを理由に1曲まるまるカットということになりました。お客様には申し訳ないことをしたのかもしれませんが、マメーリさんにとってはある意味「地獄で仏」(?)、めっちゃきつい状況の中に、ワタクシという仏が現れ(笑)、自らの身を切ってまで、ピンチを救ったのであります。
 というわけで、1曲カットの決断ののちは、マメーリさん、ちょっと肩の荷が下りたのか、ものすごく明るく元気になっちゃいました(笑)。
 いやあ、我ながらグッジョブでしたよ。なんせ、1楽章の始めのあたりでのミスでしたからね。これが絶妙でした。ちょうどいいタイミングだったんですよ。これが2楽章の真ん中とか、3楽章の終わりの方とかだったら、全然違う結果になっていました。お分かりになりますよね。
 というわけで、今日のワタクシのワタクシによるワタクシのためのセルフ誕生日プレゼントは、このような奇跡的運命的なグッジョブだったということで、はい、49歳もなかなか波瀾万丈で面白く幕を開けたのでありました。
 

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