偉大なる富士吉田市出身者たち
本物の金メダル!
今日は、あらためて富士吉田出身の偉大な方々の功績に感じ入る一日でありました。
7月10日…毎年、この日は私にとっても奇跡的なことが起きるんです。そう、今日は志村正彦くんの誕生日。私に舞い降りる奇跡の数々は志村くんの計らいであると信じ、心から彼に感謝する日でもあります。
まず、今日はロンドンオリンピックにおいて、男子レスリング24年ぶりの金メダルという快挙を達成した米満達弘選手とじっくりお話する機会を頂戴しました。
学校行事の一つとしての特別講演会だったのですが、ホント申し訳ありません、ほとんど自分の趣味の延長のようなトークショーになってしまいました(笑)。
お一人で堅苦しい講演をなさるよりも、生徒たちからの質問などを受けながらの座談会風にしようということになりまして、プロレスマニアとして校内でも有名な(?)ワタクシに、司会としての白羽の矢が立ったというわけです。
私はレスリング・マニアです。プロレスに限らずアマレスもよく観戦します。そんな中、金メダルや富士吉田出身ということを抜きにしても、米満選手は以前から注目、憧れの選手でありました。
そんな方とこんなに濃密にレスリングについて、人生について語り合えるなんて、本当に夢のようです。ありがたいとしか言いようがありません。
共通の知り合いネタやプロレスネタ、自衛隊体育学校ネタなどで最初の対面から一気に「これはいけるぞ」というムードになりまして(笑)、おかげさまで、まさに「レスリングはダンスだ!」のごとくスイングしたトークショーを作ることができました。ありがとうございました。
トークショーでは、ワタクシのわがままを聞いてくださり、ワタクシを「米満リフト」で持ち上げてくださいました!いやあ、あのスピードで体が浮き上がるのは正直初めて、ただただ怖いというのが感想であります(笑)。
一週間ほど前には、ノアの杉浦貴選手にこの「米満リフト」を伝授していましたね。もちろん、私は抱えられただけで、投げられはしませんでしたが(笑)。
その肉体、テクニックもさることながら、今日の講演では本当に米満選手の次元の高い精神性を感じることができました。生徒たちも非常に勉強になったと思います。
謙虚だが負けず嫌い、そして負けや失敗やケガをも進化につなげるプラス思考。運を呼び込むための「陰徳」。本当に超一流の人は違うなと。
特に、人の見ていない所でゴミを拾ったり靴を揃えたり、「小さな徳を積む」ことを心がけているというお話は、生徒たちにとっても非常に貴重な教えになったことと思われます。
本当に心から尊敬できる若者でありました。ありがとうございました。今度は天皇杯の会場でお会いしましょう!と約束してお見送りしました。
ちょうど今日、レスリング関係でもう一人、富士吉田出身の偉大なる人物、武藤敬司さんに関するニュースが飛び込んできました。
全日本プロレスが分裂し、武藤さんは新団体『WRESTLE-1』を旗揚げすることとなりました。
武藤さんは新日本の中心選手から全日本の社長になったという特殊な経歴の持ち主。そして、とうとう自分の団体を持つに至ったというわけです。
彼のプロレス人生は、そのまま、現代プロレスの歴史を象徴していると言ってもいいでしょう。
そんな彼とも、どうもこのタイミングでご縁ができそうです。西裏で一緒に飲むことができる!?非常に楽しみです。
さて、西裏、心から尊敬できる若者ということでは、今日が33回目の誕生日であるフジファブリックの志村正彦くんのことも書かなければなりませんね。
今年は彼の友人たちの愛情と努力によって、富士吉田市の夕方6時のチャイムが「茜色の夕日」になりました。
私は、ちょうどクラブ指導の最中だったのですが、いち早く生徒が気づき、みんなで上履きのまま外に飛び出してチャイムを聴きました。
その後、職員室で生徒たちとあの市民会館ライヴの「茜色の夕日」を聴きみんなで号泣…。
高校生が「いつもの丘」に行ってチャイムを録音してきてくれたので貼っておきますね。
本当に生徒たちみんな志村くんの音楽、詩、人柄、そしてあの風貌にもはまるんですよねえ。男女問わず。本当に富士吉田が誇る天才です。
吉田の皆さん、もっともっとこの三人を誇りに思って、そして応援しましょう!
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