SMV Concert 2009
すっかりジャズベーシスト(っぽく)になってしまった我が娘(中二)。
今月には国文祭のオープニングで皇太子殿下をお迎えする際のベースを担当するとか。私より先に(?)皇室に直接貢献する役を仰せつかりやがって、ちょっと悔しい(笑)。
そんな娘がさりげなく、「今日マーカス・ミラーの誕生日だよ」とか言ってました。どんな中二女子なんだよ!
とは言っても、ふだんはほとんどジャズを聴くことはなく、ジャズバンド部での演奏のみ。私のバロック音楽や演歌への関わり方と同じような感じですね。
私が聴くのはジャズとロックが比較的多い。ちなみに娘はボカロとか東方(東方神起じゃない方)とか。
で、「マーカス・ミラー」という名前が出てきたので、私が思い出して娘に聴かせた(見せた)のが、これ。さすがに娘もぶったまげてました。「かっこいい!」「こんなふうに弾きたい!」とのこと。
SMV…スタンリー・クラーク、マーカス・ミラー、ヴィクター・ウッテンという当代の天才ベーシスト3人が組んだユニット。ベース3人がとにかく弾きまくる、弾きまくる、今までになかった強烈なバンドです。
正直、これはやりすぎでしょう(笑)。ワケが分からなくなっていますよね。でも、祭としてはこれでいいと思います。
ベースという楽器の幅の広さ、奥の深さが分かります。ヴァイオリニストがチェロ奏者に嫉妬するように、こういうのを聴いちゃうとギタリストはベーシストにジェラシーを感じるでしょうね。
一人でベースからコード、メロディー、そしてパーカッションまでこなせるわけですから。
まあ理屈抜きにこの2009年の超絶ライヴをお楽しみにください。
一つ難点を言えば、相変わらずスタンリー・クラークのウッドベースは音程が悪い(笑)。そして、ボウイングは決してうまくないっすね。
スタンリーとマーカスは生で聴いたことがありますが、ヴィクターはまだだなと思ったら、なんだ、もうすぐ来日なんですね。19、20日は東京か。行きたいな。
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