小フーガ ト短調 (BWV 578)
中学の弦楽合奏部でこの曲をやることにしました。
これは自分の趣味とも言えますね。自分は高校の時、これまた自分の趣味で「大フーガ」を弦楽で演奏しました。
あの大フーガは何しろヴァイオリン1本で弾けるのですから(!)、音形が弦楽器的であります。
おっと、あったあった。大フーガの弦楽ヴァージョン。どこの団体だろう。最後はしょってるのが気に喰わないけど、まあこれしかないので。
そう、今から30年ほど前、こんな感じで弾いたんですよね。かっこいいですよね。
で、いつか「小」もやりたいなと思いつつ30年が過ぎ、とうとう実現する時が来ました!
ところが…小フーガを編曲して生徒たちに楽譜を配ったら、「あっ!知ってる!ハゲの歌だ!」ってみんな言うんですよ(笑)。
悪かったな、そうオレはハゲだよ…ではなくて、鼻から牛乳だけでなく、とうとうこの曲までヘンチクリンな名前がついてしまったのですね…。
トッカータとフーガもそうですが、この小フーガも必ず小学校や中学校の音楽の教科書に登場し、ある意味日本国民の人口に膾炙しているわけです。
また、こういう短調のコテコテの曲は日本人の好みですからね。しかたないでしょう(あきらめ)。
学校であのバッハの肖像画を見ながら、パイプオルガンの演奏を真面目に聴いていると、たしかにおちょくりたい気持ちになってきますな(笑)。それが牛乳とハゲを生んだのでしょうね。
そうそう、大フーガの記事に書きましたけれども、この小フーガのテーマって全然「小」ではないですねえ。けっこう「長大」だと思います。実際大フーガよりも長い。
対位法の技術も特に特徴的なところがなく、またブリッジの作り方もありがちな感じであって、バッハの作品としては凡庸だと言えなくもありません。
しかし、これだけ有名だと逆に客観的に聴けなくなっているところがあるので、今回の編曲、演奏を機にしっかり味わい直してみたいと思います。
あと今回問題なのは、生徒が「ハ〜ゲ〜、ハ〜ゲー」と歌い出してしまう、あるいは笑い出してしまう点です。
また、この曲は人前で演奏する予定があるので、お客さんが笑わないか心配です。なぜなら、私(スキンヘッド)がコントラバスをまじめな顔して弾く予定だからです(笑)。
今までと違った意味で難曲となりそうです。
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