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2013.05.29

「男らしさ」と「戦い」…(パラオと日本)

 日は「男らしさ」「日本人らしさ」についていろいろ考えさせられることがありました。
 昼間は中学生の陸上の記録会があったのですが、どうにも男が不甲斐なく(記録だけでなく)、「怒り」が湧いてきてしまいました。女子は正直素晴らしい。それでいいのか?
 明日の朝は男子生徒を集めてカツを入れたいと思います。やる時はやるという男らしい男になってほしい。
130529_kak_dradition_jr_pict14 夜は藤波辰爾さんのドラディション後楽園大会がありました。私はテレビで生中継を観ました。
 今日は藤波辰爾さんの息子さんである藤波怜於南くんが公のリングで初めて「闘い」を見せてくれました。5分間プラス3分間延長のエキシビジョンでしたが、日頃の真摯なトレーニングの様子が伝わってくる素晴らしい内容でした。
 そしてなんと言っても試合後のコメントが実に良かったこちらに活字になっていますが、怜於南くんの人間性までは、やはり活字だと伝わらないですね。
 いやあ、本当に男らしい。そして、素晴らしい父と子の関係。そうか、やっぱり父親が「男」でないとダメなのか(苦笑)。
 そして、試合観戦後、家族で次の動画を観ました。藤波さんも何度も訪れているであろうパラオ。猪木さんはパラオでは超有名人。なにしろ「イノキ・アイランド」という無人島まで所有しているくらいです。
 その南の島国パラオで70年ほど前に起きたことを皆さんにも知っていただきたい。
 国旗の起源に関しては、実際にデザインした方が日の丸との関係を否定しているようですが、まったく影響がなかったということはないでしょうね。村山首相の時に不義理があったから否定したのではないかと勘ぐってしまいます。
 全ての歴史的事象(特に戦争)に関しては、認識の多様性があって当然です。私はその多様性を単純に一元化、あるいは二元化する姿勢を糾弾してきました。
 皆さんお分かりと思いますが、ここで紹介するこの動画の内容も、あくまで多様性の一面に過ぎないことを確認しておきます。
 また「物語」として受け止めるなら、中川隊長の「土人発言」は、私が最近重ねて語ってきた「荒魂」と「和魂」の関係を示す一例であるとも言えるかもしれません。

 パラオ、ペリリュー島の戦いについては、最低次の2冊を読んでおく必要があるでしょう。この動画の内容もまた歴史の一面であって、実態は決して美化されるべきものでないことが分かります。
 それにしても、スポーツにせよ、プロレスにせよ、戦争にせよ、とにかく戦いがなければ「男らしく」なれない私たち男というのは実にどうしようもない生き物ですね(苦笑)。

Amazon 秘話パラオ戦記―玉砕戦の孤島に大義はなかった
 ペリリュー島戦記―珊瑚礁の小島で海兵隊員が見た真実の恐怖

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