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2013.05.11

ありがとう!小橋建太選手

2013051200000015spnannex0001view さに「国譲り」。荒魂が昇華されて和魂となった瞬間でした。
 素晴らしい引退興行。神事としてのプロレス。人生を映す象徴としてのプロレス。やはり今の世の中に必要なのはプロレスだと再認識しました。
 こういう神話的世界を八百長だとか茶番だとか言えてしまう現代社会の方が病んでいるのです。魂の崇高さや、命懸けの体現、そして物語を失った私たちの心がいかに渇いてしまっているか。
 プロレスは狼藉者たちの祭。いろいろな狼藉者(荒魂)がいる中で、明らかに小橋選手は異質な存在でした。狼藉者というにはあまりに実直で努力家。後にも先にもそういうレスラーは小橋建太ただ一人です。
 そういう意味では百年どころか千年に一人の逸材であったと思います。
130511_kak_kobashi_main_pict38 そんな神の、見事なまでの「国譲り」の儀式でした。まさに魂(スピリット)の伝承が執り行われたと感じました。
 ノアのエメラルドグリーンのマットに、団体や様々な事情を超えたオールスターが大集合。まるで出雲大社に神々が集まる「神在月」「神在祭」のよう。
 出雲大社の神在には、国津神だけでなく天津神も来ると言われていますよね。今日は、ノアと全日本の歴史を乗り越えただけでなく、ノアを出ざるを得なかった神々も出場していましたし、もっと言えば、亡くなった馬場さんや鶴田さん、そして三沢さんもその場にいたのではないでしょうか。
 私にとってプロレスとは、まさに「荒魂」の昇華の神事です。その結果、私の「和魂」は澄み切り、生命力を増すのです。
20130512_83557 今日は本当は武道館で生でこの神事を観戦したかったのですが、どうしてもチケットが取れませんでした。しかし全編をテレビで体験することができ充分に幸せでした。
 実は先日、日テレさんから電話が来て、ある小橋関係の番組への出演を打診されました。いろいろお互いの都合もあって結局それは叶わなかったのですけれども、私の気持ちは伝わったと思っています。
 小橋建太選手、本当に今までありがとうございました。ケガや病気だけでなく、様々な苦難を不屈の精神で乗り越えてきたあなたを、私は心から尊敬しています。
 私もこれから何かの壁にぶち当たった時は、「青春の握りこぶし」でそれを乗り越えていこうと思います。そして、微力ながらその魂を継承していきたいと思います。
 本当にご苦労様でした。これからの小橋さんの青春にも期待します。

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