竹内まりや 『シンクロニシティ(素敵な偶然)』
昨日紹介した本の副題は「ついに解き明かされたシンクロニシティのメカニズム」でした。
昨日の記事にも書いたように、歌(短歌や音楽)は波動の世界(ゼロ・ポイント・フィールド、霊界)から漏れ出たモノかもしれません。
考えてみれば、一つの音楽で世界中に同様の感動が伝わるというのは、たしかに不思議と言えば不思議です。
もちろん、古典的な物理学で音楽を語ることもできましょう。しかし、それが全てではないことは誰しもが直観的に認めざるを得ません。
音楽に限らず「共感」にはどうもあちらの世界が関係しているようですね。
先日の物理学者との対話の中でも、人間の思念、感情、また(寝ている時に見る)夢なども、別の次元、すなわち空間と時間に縛られるこの現世とは別の世界と関係しているのではという話が出ました。
で、竹内まりやさんの「シンクロニシティ」なんですが(笑)、この歌詞を聴いてみてください。
いかにも竹内さんらしい素直でさわやかな歌詞ですね。
楽曲もシンプルなのに味わい深い。なんのひねりもないところがいい。
このなんとも平和な雰囲気は、演奏しているセンチメンタル・シティ・ロマンスの皆さんによって醸成されている部分も大きいですね。
こういうアンサンブル感というのも一種のシンクロです。演奏者同士のシンクロがオーディエンスにも伝わることがよくあります。
ちなみに帽子をかぶって一人目立たないようにギターを弾いているのはご主人の山下達郎さんであります。
私は彼の楽曲や竹内さんの楽曲で、彼自身のオーバーダビングによるコーラスが入ってくると(必ず入りますよね)、あの顔が合唱団になって襲い掛かってくるのでちょっと怖い(笑)。これもシンクロなのか…違うか。
この「シンクロニシティ」の歌詞も、竹内さんと山下さんのことだと思って映像化すると、ちょっと…。失礼(笑)。
いや、とってもいい夫婦だと思いますよ。
この歌詞にはシンクロニシティ(偶然の一致)のいろんな例が出てきて参考になります。そして最後は「必然」ということになっていく。
私たちはこういう(一見偶然に見える)「必然」のおかけで、毎日をドラマチックに過ごすことができるのでしょう。
Amazon 返信/シンクロニシティ(素敵な偶然)
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コメント
以前コメントさせて頂いたものです。
その折に先生の「子供はもののけ」という言葉に救われた思いがしました。それでも日々穏やかな気持ちで過ごせるほど世の中は甘くありませんが、この言葉を幾度か思い出し、唱え、「信じる」ことの意味をかみ締めています。
先生のブログに出会えたことが私にとってのシンクロニシティですね。
投稿: 鈴陀 | 2013.04.13 10:49