WBC…文化としての野球が面白い!
いやあ、今日の台湾戦、ものすごかったですね!鳥谷の盗塁はじめ、みんな素晴らしかった。野球の醍醐味を見せていただきました…いや、実は「見せていただきました」というのはウソです。
なんと!我が家ではテレビ朝日は視聴できないのです。ここ富士山では、アナログ時代には東京タワー波を直接受信できていたのに、デジタル化によって基本地元の民放2局しか受信できなくなりました(笑)。
総務省にもずいぶんと文句を言ったんですよ。だって、アナログ時代には合計14局見れたのに、いきなり4局に減るって…。もう笑うしかないですよね(涙)。
ま、それを機にテレビはほとんど見なくなりましたからいいんですが。見るのはCSのサムライTVとチャンネル桜と、時々NHK。
でも、やっぱりこんな時は見たくなりますよね。野球を映像で見れないというのはやっぱり痛い。
で、今日はどうしたかというと、結局ネットの速報もやたら重くなってたので、2ちゃんの実況スレを眺めてました(笑)。
だからキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!とか、うおおおおお…とか、不倫パワー!とか、さすが杉内FRIDAYの夜には強いなとか…ばっかりで、いったい何が起きているのか分からない状況での「野球観戦」(笑)。この高度情報化時代に、まあ見事に「思い」を「遣る」経験ができました。
それにしても、日本は相変わらず精神的に強いですね。今までも野球に見る日本の伝統文化、精神構造については、このプログに書いてきました。気になる方は右の検索窓に「野球」とか「WBC」とか入れてみてください。
野球は相撲やプロレスと同様に、純粋なスポーツじゃないんですよね。だいたい自然発生的にあんな球技が発達するわけない。個人戦にして集団戦だし。単純で公平で左右対称的なスポーツを好む民族には理解し難い世界でしょうね。
だから、アメリカでこういう球技が発達したというのは結構面白いというか、不思議な感じがしないでもないんですよね。やはり人種の坩堝だからでしょうか。ヨーロッパ的ではない。
そう、今回のWBCの参加国を見ても、かなり偏りがありますよね。まずはアメリカの「植民地」が多い。日本も含めてね。
それから意外なのがオランダ。サッカーの国なのに…これはご存知のとおり、オランダとは言っても、実際には南米ベネズエラ沖のキュラソー島出身の選手ばかり。キューバやメキシコのように多くのメジャーリーガーを輩出している島です。ただオランダ領というだけで、まったくヨーロッパではありません。
イタリアはどうなんでしょうね。あまり詳しい事情は知りません。
いずれにせよ、環太平洋に野球文化が広がっているのは、やはりアメリカ軍の影響でしょう。そんなことを考えながら、この大会を鑑賞するのもまたヲツなものであります。
もともと、「塁」とか「遊撃」とか「右翼・中堅・左翼」とか「一死」とか「併殺」とかですね、戦争文化を残したままの「野球」ですから、ちょっと不思議なノスタルジーを感じさせる「文化」であります。
そんな中で、今年の侍ジャパンもまた、私たちに「日本文化」を感じさせてくれる闘いをしてくれるものと期待しています(予想はズバリ…優勝!)です。
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