山中諏訪神社&山中浅間神社
今日は山中湖平野にて、仲小路彰の直弟子の方から、5時間にわたって貴重なお話をうかがってきました。
驚愕の事実満載でしたが、その話は現段階では公表できません。時宜を得たところで自然と表に出ると思っています。
さて、その方のお宅にうかがう前にちょっとした霊感が働きまして、久しぶりに山中諏訪神社と山中浅間神社をお参りしてきました。
富士吉田方面から山中湖に入る入口(実際には鎌倉の方から見て「出口」なのですが)に、国道138号線をまたいで赤い橋がかかっています。その左側(北側)が山中諏訪神社、右側(南側)が山中浅間神社です。
諏訪神社と浅間神社の関係は、こちらにも書いたとおり、縄文と弥生のせめぎ合いの様相が見て取れます。
ここ山中でも、やはり諏訪神社の方が古いとされています。
今日はなんとなく(このなんとなくが重要)浅間神社の方からお参りいたしました。つまり、弥生(火)から。
山中浅間神社は、ある意味普通の浅間神社です。祭神は木花開耶姫命、瓊々杵尊、大山祇命。
浅間神社はある時期にフランチャイズ的に広がった感があります。富士山信仰、富士講ブームに乗った部分もあるかと。そう言えば、秋田の大湯の環状列石の隣にも浅間神社があったのには驚きました(こちら)。
さて、続きまして、赤い橋を渡って山中諏訪神社へ。
こちらは謎に満ちていますよ。なにしろ、「諏訪」を名乗りながら、祭神は建御名方命ではなく豊玉姫なんです(いちおうタケミナカタの名前は書いてありますがオマケ程度)。
豊玉姫は綿津見(海神)の娘、コノハナサクヤヒメとニニギの息子であるホヲリ(火遠理=山幸彦)と結ばれ、神武天皇の父である鵜草葺不合命(ウガヤフキアヘズ)を産みます。
豊玉姫はお産の苦しみのために、ワニや龍に姿を変えたと言われています。結果無事に鵜葺草葺不合命を出産したので、この神社は安産祈願でご利益ありということになっています。山中明神の安産祭は全国的に有名ですね。
やはり、湖の神ということで、豊玉姫なんでしょう。富士五湖にはちょっと変わった「海神伝説」が残っているんですよね。海ではなくて湖。竜宮城伝説もあったりします。
このあたりはかつては北条氏の勢力範囲でした。鎌倉に近いですしね。その後武田氏が勢力を伸ばし、結果として浅間神社が創建され、かつ諏訪(タケミナカタ)の力が弱まったのでしょうか。
いずれにせよ、最近の私の勘では、この富士北麓地域には古い龍神系の神が封印されているような気がします。そして、そろそろそれが開顕するような気が。
出口王仁三郎や仲小路彰もそちらの霊統のような気がしています。
山中諏訪神社の奥宮は明神山にあります。明神山はこれから非常に重要な場所になりますよ。お楽しみに。
山中諏訪神社公式(suwajinja.comというのがすごい)
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コメント
初めまして。山口さんのブログで初めて仲小路彰のことを知り、本を読み始めました。教えてくださってありがとうございます。
投稿: Fiona | 2013.03.10 09:47
富士山の鬼門ww、明見の蓮池にも、竜神を祭った社がありますね
投稿: ふなふな | 2013.03.10 21:59