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2013.03.24

『日本驚異の秘密結社 歴史を動かす地下水脈』 那由他一郎 (徳間書店 超知ライブラリー)

20130325_110802 日までの修学旅行でも、いかにも壮年中二病患者のワタクシらしい観点で楽しんで参りました。
 まあ、人様に迷惑をかけなければ、こういう視点を持つということは、人生を豊かにする一つの知恵のようなものです。
 というか、実際ですね、富士山に住んでいますとですね、現代においても生の生活体験というか生活体感として、やっぱりいろいろ感じるんですよ。何かが地下に流れているなと。
 この辺で強いのは、やっぱり縄文と秦氏、そして南朝の影ですね。
 この三つだけでも、もうほとんど日本の裏社会のオールスターみたいなものですね。というか、それぞれがまた密接につながっている。
 そんな地下水脈を総合的に紹介したのがこの本。一つ一つに関してはそれほど詳しく語られてはいませんが、入門としてはこれくらいがいいかもしれません。あるいは便覧的に眺めるにも。
 ここで紹介されている「秘密結社」を全て挙げてみましょうか(「結社」とは言えないものも多数ありますが)。

・秦氏
・新撰組
・赤穂浪士
・平家落人
・悪党
・村上水軍
・雑賀衆
・島原の乱集団
・洗心洞
・尚歯会
・兵児二才
・精忠組
・松下村塾
・奇兵隊
・義祭同盟
・土佐勤王党
・亀山社中
・天誅組
・神風連
・私学校
・陸軍登戸研究所
・大本教
・オウム真理教
・真言立川流
・衆道
・一向一揆
・隠れキリシタン
・江戸の隠れ念仏
・旗本奴、町奴
・懐徳堂
・天津教
・木地師
・陰陽師
・傀儡師
・たたら師
・忍びの者
・サンカ
・マタギ
・穴太衆
・八瀬童子
・博徒、無宿者
・日本共産党
・東大新人会
・平民社
・玄洋社
・血盟団
・楯の会
・日本赤軍、連合赤軍

 よくぞここまで集めたとお思いになるでしょうが、実際のところ、これらは氷山の一角ですね。
 なにしろ、これらは「秘密」と言いつつ、まったく秘密ではなくあまりに有名なモノばかりですからね(笑)。
 実際の秘密結社は世に知られていないはずですから、ここに取り上げられるはずもありません。つまり、ここで言う地下水脈は、けっこう地表に近いところの話なのです。
 ちなみに壮年中二病のワタクシも今、ある秘密結社を運営しています…って、言っちゃったら秘密じゃないか(笑)。
 いずれにせよ、社会や歴史には表もあれば裏もあるのは当然のこと。我々人間自身が表と裏を持っており、違う言い方をすれば、秘密の自分を持っているわけであって、そこからの連想や好奇心からこうした「秘密結社」や「陰謀」というものに興味を持つんですよね。
 この本の冒頭にも、フリーメーソンの流れとしてのボーイスカウトが紹介されていますが、私たちがよく知っている、つまり表に出ている団体にも、それぞれ裏の歴史があるものです。
 前に書いたように、それらを趣味として楽しむのは大いに結構ですが、あまりにそちらに向かいすぎて、なんでも「秘密結社」の「陰謀」だなんて言いだすと、これはこれで迷惑なことですから、私も気をつけたいと思います(もうすでに危ないとよく言われますが…笑)。
 ま、全然秘密じゃなく明らかになっている「秘密結社」の「陰謀」レベルなら、全然問題ないでしょう。
 
Amazon 日本驚異の秘密結社

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