グラウプナー 『シャコンヌ』 芥川直子(チェンバロ)
大変に忙しいので他人まかせな記事になってしまいます。その方が皆さんにとっても幸せだったりしますしね。
今日はあまり知られていない名曲を紹介します。
ヨハン・クリストフ・グラウプナーはドイツバロック後期の作曲家、鍵盤奏者です。現在ではあまり有名ではありませんが、当時の人気作曲家ランキングではなんと3位に入っています。
ちなみに1位はテレマン、2位がヘンデルですから、これはすごい人気ですよね(バッハは7位)。
そのグラウプナーのチェンバロ組曲からシャコンヌです。当時大いにはやっていたシャコンヌの伝統に則りながら、グラウプナーらしい(ドイツ人らしい?)工夫というか細工が各所に施されているように聞こえます。
なかなかの名曲だと思いますので、ぜひ聴いてみて下さい。演奏は日本人、芥川直子さん。有田千代子さんのお弟子さんで、今はドイツを中心に活躍中です。
せっかくですから、楽譜のご覧ください。当時の楽譜です。これを見ながら聴くとまた臨場感(臨時感?)が増していいですよ。
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コメント
はじめまして。今週ユーチューブでロナーティのシャコンヌを連日楽しんでましたが、たまたまグラウプナーのシャコンヌに引っ掛かりました。何だか(ま、シャコンヌなんてどの曲も似てますが)妙に似てる気がしました。グラウプナーがロナーティのシャコンヌを知っていたのかなぁー?と思ってしまいます。両者を結びつけるのは強引でしたかね。(カミサンは難しい顔してます、、、。)
投稿: ガラリオ | 2014.03.15 00:00