尖閣が400年前から日本領土だった決定的な証拠!?
盗んだ仏像を返さない国も困ったものですが、相変わらず尖閣や沖縄をほしがっている国もどうかと思いますね。
だいたいにおいて、(古来の)信仰よりも道徳を重んじる国には、やはりそうなった理由というのがあるものです。
正しい信仰心(それがアニミズムであっても)があれば、人は自己中心的にはなりえません。
信仰心が薄れ、自己中心的になると、そこには道徳と法が発達します。
儒教なんかその最たるものですね。
日本も古神道に仏教、儒教、国家神道、そしてアメリカ教などが侵食してきた歴史がありますが、魂の部分では底流する本来的信仰心を失わずにきたと思います。
そこには、日本国民としての矜持や愛着が残っています。いや、それ以上に地球市民としての「和」の精神も残っている。
だからついつい「人の良さ」を発揮してしまったり、場合によっては自虐的にさえなって、他者を慰撫しようとする。
国際社会においては、それが悪い面に現れることもあります。より次元の上がった地球社会では良いことなのでしょうが。
さてさて、今日ホリエモンが仮釈放されましたね。ずいぶんと痩せて健康的になったような気がします。
あの事件もいったいなんだったのか、ちょっと謎な部分がありますけど、堀江さん自身にとっては幸運な事件だったとも言えますね。
あのままホリエモン流を貫いていたら、もしかすると死んでいたかもしれない。病死していたかもしれないし、殺されていかもしれないし、自死していたかもしれない。命拾いしましたね。
彼は収監前にも、また収監後にも、「尖閣なんて中国にあげちゃえ」みたいなことを言っていました。
私はそれも選択肢としては(正しいかどうかは別として)ありだと思う立場です。
彼は近視眼的に、すなわちホリエモン流近未来史観によって「死ぬのはいやだからカネで解決しよう」「第一あそこの地下資源はカネにならないし」と判断したのでしょう。
たしかにそういう見方もあっていいと思います。
まあ、「あげちゃえ」と発言するということは、彼が尖閣は日本の領土であると思っているということですね。そう考えると案外まともであるとも言えますね(笑)。
さてさて、今日、いつものようにチャンネル桜を見ていたら、長崎純心大学の石井望さんが出演して、「尖閣が400年前から日本領土だった決定的な証拠」について語っておられました。
非常に興味深い内容ではありますが、「決定的な証拠」というのは少し言い過ぎかなと。文献学的である時点で、ある程度の「推測」「推定」(石井さん自身も何度もこの言葉を繰り返しております)に過ぎませんからね。
ただ、たしかに面白いものを見つけたなという感じはします。中国はおそらくこれに対抗するように、「我が国の領土であるという5000年前(500年ではない…笑)の決定的証拠」を捏造してくるでしょう(苦笑)。
それにしてもなあ…この前、ある短歌誌に投稿いたしましたけれども、尖閣っていう名前が悪いなあ。
尖閣は我が領土なりと叫べども音読みの島に郷愁はなし
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コメント
決定的ではないとのお説ですが、
決定的です。
なぜならこれは孤立的史料ではなく、
類似の史料は西暦千四百六十一年から
千八百八十年まで多數存在し、
その中でこの明實録は突出して明瞭な
叙述となってゐるからです。
いづれも尖閣の西方遙かにチャイナの
國境線・海防線が存在したことを示す
史料です。詳細は
『尖閣反駁マニュアル百題』、集廣舍。
http://www.amazon.co.jp/dp/4916110986
投稿: いしゐのぞむ | 2015.01.10 14:02