第2次安倍内閣発足
「第2次安倍内閣発足」…この言葉を、私が安倍晋三首相の奥様昭恵さんに申し上げたのは、今年8月11日のことでした。
「年内に再びファーストレディーになられますね」と、その時はまさになんの根拠もない、ご本人も呆気にとられた言葉。なぜ私はそんなことを堂々と言ったのか。まったく不思議としか言いようがありません。おそらくは私ではなく、誰かがそう言わせたのでしょうね。
その時は昭恵さんさえ、ご主人が自民党の総裁選に出ることを想像すらしなかったとのことですから、その後の展開…総裁選での奇跡の当選、野田さんによる突然の年内解散宣言、自民党の大勝、そして今日の内閣総理大臣指名…は、本当に運命としか言いようがないような流れでした。
そのおかげで、なんだか私が予言者のように言われているようですが(笑)、もちろんそんなことはありませんよ。
予言したのは私ではなくて、その誰かでしょう。まあ、たしかにその誰かは世界史上最強の予言者と言われた人ですから。私はメディアであったということでしょう。
そのへんのことについては、時が時なだけにあまり詳しくは書きません。お知りになりたい方はぜひ我が家においでください(いつでもどうぞ)。
さて、この運命的な安倍内閣ですが、そのお役目は大変に大きいと思います。
「取り戻す」というキーワードが、今日の記者会見でも何度か聞かれましたとおり、私たちが失ったモノを私たちの手で心で取り戻す時節を迎えたということです。
それは民主党政権時代に失われたモノということではありません。安倍さんが言う「戦後レジーム」が象徴する終戦後のアメリカによる支配によって失われたモノというだけでもまだ足りません。少なくとも明治維新まで遡らなければなりません。
安倍さんの語る施策をもって、「右寄り」だとか「タカ派」だとか言う方々も多いようですね、外国も含めて。そのような心配を私は全くしていません。これはあくまで私見でありますが、右傾化などという言葉を使う人々は、概して歴史に関して視野狭窄を起こしていると思います。ここ百年などというスパンは、歴史からするとほんの表層にしかすぎません。
もちろん、私たち人間の記憶の構造からして、そういう発想になるのは致し方ないところではありますけれども、そこにとらわれている内はなかなか前に進めないというのも事実です。
たとえば憲法改正が戦争につながるというような論議がありますが、我々国民(の歴史と文化)はそんなに単純ではないでしょうし、それ以前に私たちが忘れかけているこの国の大きな力が発動して、絶対に悪い方向には行かないはずです。先の戦争はそのための試練でもあったのですから。
私は政治家ではありませんので、あえて裏側の話をさせていただいています。特に天皇家とその対極にある(しかしグルっと回って結びついている)庶民、双方の霊的なエネルギーに興味がありますので、ついついそういう話になってしまうのですね。昭恵さんはそのあたりについての良き理解者です(オカルトとか言われるレベルではありません)。
民主党政権時代というのは、私が3年前に「民主党圧勝、政権交代へ…どこかおかしくないですか?」という記事に書いたとおり、そうした歴史や文化や霊性を軽視し、(こういう言い方をすると誤解を受けそうですが)神々の協力、支援が得られなかった期間であったと感じています。
「まつりごと」の本質を理解している方々が多数いる自民党政権になったことにより、今後そうしたモノを「取り戻す」ことになるでしょう。そう簡単ではありませんが、そのための再スタートがこの第2次安倍内閣の発足だと思います。
安倍さん自身はそこまで考えていないでしょうし、感じていないかと思います。それでもいいのです。逆にその方がいいかもしれない。
明らかに大きな力がこの日本の天地に戻ってきているのです。その結果、参院選までの半年間にも、この国にとっては、明るい光が多く差し込んでくると予感しています。
経済も上向きとなるでしょう。外交面でも良い変化があります。拉致問題に関しても大きな動きがあるでしょう。
あとは国民自身やマスコミがくだらないバッシングをしたり、あきらめムードに陥ったりしないことですね。良き言霊を発して(思うだけでもいいのです)、モノたちの力を借りられるようにしたいですね。モノとコトの融和と共鳴こそが、平和で豊かな未来を築くのだと思います。
その他、現実的な政策などについていろいろと書きたいこともありますが、今日はこういう話にとどめておきます。
いずれにせよ、安倍晋三総理と強力なオールスター危機突破内閣が誕生したことを、私は純粋に喜びたいと思います。
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コメント
●安部内閣の今後http://green.ap.teacup.com/kyusiro/663.html
総理に活躍して頂くためにも、総理の奥様に宜しくお伝え下さい。
投稿: 安部さんを応援しています | 2012.12.29 11:53