夕方5時のチャイムが「若者のすべて」に…(録音してきました)
今年もクリスマス・イヴが近づいて来ました。世間ではお祭りモードですね。
12月24日は、私たちフジファブリック・ファン、特に志村正彦くんのファンや関係者にとっては、違った意味で聖日とも言える日です。
あの日から間もなく3年となります。3年前の今日は全く普通の日常を過ごしていました。彼もきっとそうだったのでしょう。
あの頃のブログの記事は見直す勇気がありません。私にとってもあまりに辛く厳しい冬でした。
しかし、彼の遺してくれた楽曲、いやそれだけでなく彼がこの世に生きたという事実は永遠に残りますし、私たちはその恩恵に預かることができるわけですから、いつまでも純粋な感動と感謝の気持ちを忘れたくはありません。
特に彼の詩や曲は、誰のそれらよりも変幻自在、成長し続ける力を持っていますからね。私たちの成長よりも早く大きく広くなっていくかもしれない。私自身のこの3年間も、志村くんに負けないように奮闘してきた日々だったとも言えます。
そういう「生きる力」を与えてくれる彼には、一生感謝し続けることでしょう。
さて、そんな彼の遺した名曲群の中でも、特に私たちの胸の中で響き続けている「若者のすべて」。
昨年は私の学校の文化祭で、この曲をテーマに一つの発表をしまして、志村くんのお母様にも聴いていただきました。
そんないろいろな想いのある「若者のすべて」ですが、このたび、地元の同級生らのはからいにより、今日22日から限定3日間、富士吉田市の「夕方5時のチャイム」に採用されることになりました!
この街にこうして志村くんのメロディーがこだまするなんて、きっと彼自身も想像すらしなかったでしょうね。なんとも言えない感動がありました。喜びと哀しみと切なさと…。
ちなみに本来の「夕方5時のチャイム」と「若者のすべて」の関係については、こちらに書きましたとおりです。実は密接な関係があるのです。今日も生でチャイム版「若者のすべて」を聴いて、やっぱりそうだなと確認しました。
この素晴らしい企画を実現してくださいました関係者の皆さまに心から感謝します。
しかしなにしろ限定3日間ですから、生で聴きたくともなかなか現地にいらっしゃることができない方も多かろうと思いますので、今日はこの「夕方5時のチャイム」を録音してきました!それも志村くんが生まれ育った場所のすぐ近くでです。
ステレオ録音してきましたので、そのいかにも町内放送的なエコーやディレイ(重奏)の感じや、空気感を聴いていただけるかと思います。最後の方でご近所の雨戸を閉める音などが入っていますが、それもまた下吉田の音の風景としてお楽しみください(笑)。
録音レベルが小さめなので、ヘッドフォン(イヤフォン)でお聴きになると良いかも。空気感を味わうためにも。
こちらをクリックすると聴くことができます。ファイル形式はAAC(mp4)となっております。
23日、24日の午後5時にもこのチャイムが流れますので、ぜひ富士吉田においでください。志村くんにまつわるイベントもいろいろとありますので。ただ寒いですよ。防寒は厳重に。
最後に原曲をもう一度聴いてみましょうか。返す返すも時代を超える名曲ですね。
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