富士山に本格的な冬が到来
今日も世間ではいろいろなニュースが飛び交いました。「日本未来の党」結成やら民主党のマニフェスト発表やら。
それらについてもいろいろと語ろうかと思いましたが、書き始めて、なんだかむなしくなってしまったので、全部消去してしまいました。
なんだかスケールが小さいような気がするのです。「未来」や「維新」など、一見壮大なことを言っているようでいて本当のところ実体がない。単なるイメージでしかありません。
かと言って、自由民主党や民主党、社会民主党、共産党など旧来のイデオロギーを名称にしている党にしても、結局それらの言葉には実体的な感触がない。
各党の公約やマニフェストを読んだり、党首らの演説を聴いたりしていますが、結局それらも空しく響くだけ。たしかに時代が変わったということもありますが、言葉自体に「魂」が感じられないというのは、なんとなくさびしいことです。
では、どうすればいいのか、どうなればいいのか…これはまた難しい。
こんな人間の「コト」の虚しさに接する時こそ、あまりに堂々として動じない「モノ」の存在を再認識するというものです。
私にとっても「モノ」の象徴である富士山。今日の富士山はいつに増してその存在感を強くアピールしていました。昨日の雪のおかげもあるでしょう。いかにも冬の富士山らしく凛々しく玲瓏としてそびえ立っております。
そんな「気」を写真から感じていただけるかどうか。富士吉田からの富士山です。本格的な冬の到来。どうぞご覧ください。
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