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2012.10.22

『“つながり”から抜け出せない 〜広がるネットコミュニケーション依存〜』 (NHKクローズアップ現代)

Photo32621_2 はFacebookはやりません。アカウントは持っていますが、捨てアドレスに偽名で登録しています。ご存知のとおり、Twitterやmixiはやっています。実名です。
 なぜそのような方針なのかについては詳しくは語りません(語らない方がよい)が、まあ簡単に言えば、FBはあまりに危険が多すぎるので「やるな!」と命令されているのです。
 杞憂かもしれないので、お笑いの対象にさえなってしまうかもしれませんけれども、私はアメリカに「山口隆之」という人物がインデックス化されないように日々努力しています。
 いや、私のような一介の市民がインデックス化されようとされまいとどうでもいい(世界に影響はない)という指摘はあって当然ですが、それでもやはり本能的に抵抗したくなるのです。
 では、このブログはどうかというと、そう古くからお読みの方々にはよくお分かりのとおり、「古今東西 硬軟聖俗 なんでもござれ」なので、おそらくはインデックス化しようとしてもできない、カオスな人物像になっていると思います(笑)。だいいち、ブログに書いていることは私の全体像の数%にすぎませんからね。リアルな私を知っている方には分かると思います。
 で、今日のクロ現ですが、そうしたソーシャルネットワークの「つながり」に囚われてしまい、依存症になってしまう人々を取り上げていました。
 番組中解説されていましたように、コメントや「いいね!」やリツイートが「ドーパミン」が生むという段になると、これはもうまさに「麻薬」の世界と同じだなと思いました。
 では、そういう麻薬をばらまいて、情報という価値を稼いでいるのは誰なのか、というと、やはりほとんどがアメリカの企業なわけです。
 たとえAppleやGoogleなどが、高邁で純粋な理念に基づいて創業され、人々を幸せにしようとしてきたとしても、政府、いや大統領が権力を発動すれば、情報を提供せざるを得ません。つまり、ある種の「意図」や「悪意」に利用されてもしかたないわけですね。
 その辺の可能性や危険を意識せずに、ただ個人の生活に便利なツールとして、あるいはドーパミンを放出させてくれる快感のゲームとしてのネットコミュニケーションに、どっぷり浸かっていくことの恐ろしさを感じずにはいられません。
 5000万人というSNS利用者の内のいったいどのくらいの人が、そういう意識をもっているか。
 たとえば今日のクロ現でも「依存」の弊害については語られていましたが、その先というか奥にある、そうした情報戦、国境や法の壁をいとも簡単にすり抜ける脅威については全く触れられていませんでした。
 いや、もちろんですね、そんなことは誰も証明していないし、そんなの「陰謀論」の一種だろ、ネット世界では「悪意」よりも「善意」が優勢だ、なんていう楽観論を、自分自身も持っている(持ちたいと思っている)のも事実です。
 しかし、我々が作ってしまった「自由」なシステムには、その「自由」に伴うほぼ等量の利害両面があるということは意識していて損はないと思います。
 私たちが歩んで来た歴史はそれを証明しています。善悪も利害も、そして自由と不自由も、実は常に等量になるように調整されています。
 徹底的に個人的で自由であるはずの(可能性を持つ)ネット世界が、これほどに人を縛り付け不自由にしているというパラドックスも、当然すぎる結果であると私は考えます。
 そう考えると我々教育者の責任は大きいですね。学校で教えるべきことがまた増えました。

クローズアップ現代公式

参考記事 Googleは暴走するのか!?

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