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2012.09.09

『人間風車・ビル ロビンソン~最強・最後(?)のトークショー』 (UWFスネークピットジャパン)

↓背中にサインをしてもらいました!
Gedc2350 れもまたご縁です。雲の上の人、いや神だと思っていたプロレスラー、ビル・ロビンソンさんのお話を直接うかがう機会を得ました。
 3年9ヶ月ぶりの来日。ロビンソンさんがコーチをしていた高円寺のスネークピットジャパンで、トークショーが行われました。
 本来今日は古典派オケの練習があったはずだったのですが、オケの本番に仕事が入ってしまい、今回は急遽代役を頼むことになりまして、その結果、こちらトークショーには参加できることになったと。
 人間風車ビル・ロビンソンさんも74歳。今日の話にもありましたが、レスラーは50を超えると一般人プラス10〜15歳のペースで体が衰えると言います。そんなこともあって、今回は最後(?)と銘打たれているわけです。
 もちろん、これが最後になってほしくはないわけですが、やはり一期一会、機を逃しては後悔すると思い夫婦で参加しました。
 初めて見るホンモノの人間風車は、本当に強くて優しい男でした。昨日の高倉健さんもそうでしたよね、存在自体がカリスマです。本物はすごい。本物のプロレスリングを極めた男の放つオーラはとんでもなく強力で、また高貴なものでした。
 そう、健さんと同じで、「品格」があるんですよ。この「品格」というのは実に大切だなと思いました。本物の経験が豊かな人間性に醸されると、こういう香華を放つのでしょうね。
 いやあ、予定時間を1時間オーバーして丸々4時間、まさにトークしっぱなしでした。その記憶の確かさと、年齢を重ねてからの思索の深さには、本当に驚嘆しました。
 レスリング、キャッチ・アズ・キャッチ・キャンとの出会い、ヨーロッパや中東での武者修行、本国イギリスでの活躍、そして日本へ。国際プロレス、新日本プロレス、全日本プロレス、アメリカでの活躍と、時間軸に従って、本当に興味深いお話が連続しました。
 司会者の流智美さんでさえ初めて聞くという話がたくさんありましたからね。どれだけマニアックなんだ(笑)。
 あまりに豊かな内容になってしまい、初来日までに3時間近くを費やしてしまったため(笑)、日本のプロレスのことは駆け足になってしまいましたが、ある意味では、最も我々の知らない部分を知ることができたので、非常に有意義であったと言えましょう。
 シロウト同然の私たち夫婦にはもったいない(ついていけない?)ほど深いお話ばかりでした。私たち以外の50名近い参加者の皆さんは筋金入りのプロレスマニアの方々ですから、もっともっと興奮してトークを聞いていたのではないでしょうか。
 私は少し大きな観点で、すなわち教育のあり方や人間の生き様として、ロビンソンさんの言葉をかみしめてみました。
 まずは学び、それを体験、経験で磨く。想定外、未知のモノに挑戦していくうちに、どんどん自分が高まっていく。プロとしての矜持を常に持ち、譲れない部分は絶対に譲らない。叩きのめす、叩きのめされる体験の重要性。痛みといじめの関係。縁や恩を大切にする。伝統の継承と後進の育成。
Img_5549 余韻冷めやらぬまま、ロビンソンさんの名前を背負って高円寺をあとにしました。
 自分自身の仕事や人生にとって、これほどインスパイアされたトークショーはなかった。このような有り難い(めったにない)体験をさせていただいた者として、明日から、いや今日からさらに精進していきたいと思いました。
 家に帰って来てから、カミさんと一緒にあらためてアントニオ猪木 vs ビル・ロビンソン戦を観ました。思わずため息が出ました。
 このような機会を作って下さった宮戸優光さんに心から感謝します。

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