第26回 都留音楽祭 2日目
今年の音楽祭の全体合奏はシュメルツァーのレクイエムです。う〜むマニアックだ。
これがなかなかいい曲です。不思議な転調や長七度の飛躍のある旋律など、まるでロマン派?
ある意味では近代的な和声観やオーケストレーションが未完成なんですよね。それが不思議と新鮮に感じます。
なんとYouTubeに冒頭のイントロ&キリエがありました。ちょっと聴いてみてください。
なかなか面白い曲ですよね。シュメルツァーと言えば、私なんかは魅力的な数々の室内楽、特にあの美しいヴァイオリン・ソナタを思い浮かべます。
さて、今回は3人の方が我が家に宿泊しております。夜ウチに帰ってからの小宴会もまた楽しいものです。
チェンバロ&胡弓の渡辺敏晴さん、鍼灸の大矢裕子さんはいつものメンバー。そして、今年は初めて我らの仲間入りしたのが、ヴィオローネ(&コントラバス)奏者の徳島大蔵さん。
徳島さんの弾いている8フィート・ヴィオローネはフィリップ・クイケンの作。ちょっと珍しいタイプの楽器です。ガンバともチェロとも16フィートのヴィオローネとも違う独特の音がいいですねえ。
楽器のみならず、徳島さん自身も不思議な雰囲気を醸していまして(笑)、皆さんの注目を集めておりました。それもそのはず(?)、徳島さんはあの内村鑑三の玄孫だとのこと!なななんと!
でも、そんなすごい血の流れる徳島さんも、カミさんも含めた私たち3人のぶっ飛んだ話に付いてこれない模様。いや、そのうちに慣れるでしょう(笑)。
| 固定リンク
「音楽」カテゴリの記事
- Amazon Music Unlimited(2018.04.17)
- 渋谷すばる 『Swallowtail Butterfly 〜あいのうた〜』(2018.04.16)
- 薬師丸ひろ子 『Woman"Wの悲劇"より』(2018.04.14)
- “100年後”も聞かれる音楽を――ユーミンが語る老い、孤独、未来(2018.04.13)
- 「利他の心」…ザ・リーダー 稲盛和夫(2018.04.11)
コメント