第26回 都留音楽祭 3日目
音楽祭、今年も大変充実した内容と、そして楽しい雰囲気の中、順調にスケジュールをこなしています。
今日の目玉は、やはりルーファス・ミュラーさんのリサイタルでしょう。
世界を代表するテノール歌手であるルーファスさんが、ルネサンスから初期ロマン派まで、リュート、ガンバ、オルガン、チェンバロ、フォルテピアノという超ぜいたくな伴奏を使い分けて歌ってくださいました。
これがとにかくすごかった。まさに「歌魂」の溢れ出る歌唱。これぞ世界最高レベルと溜息が出るばかり。う〜む、やっぱり音楽家はミーディアムですなあ。霊的な領域に間違いありません。
今日の表現の幅の広い気合の入った歌もいいものでしたが、たとえばYouTubeにあったこのテレマンの室内カンタータなんか、実に軽妙かつ深みのある無駄のない表現と美声で、私たちを魅了します。
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