手風琴(アコーディオン)登場
明日久々に歌謡曲バンドの活動があります。老人福祉施設でのボランティア演奏です。今回は家族バンド+1。
同僚の先生にキーボードでお手伝いいただき、カミさんが歌、私がヴァイオリン、上の娘がベース、そして下の娘がアコーディオンという編成であります。
上の娘は我が中学に入学し、かの有名なジャズバンド部に入ってベースを始めました。あっという間に私よりもうまくなってしまったので、今回初めて歌謡曲バンドでも弾いてもらうことに。
下の娘は楽器はおろか音楽の訓練は全く受けていません。歌もあんまりうまくないし、じゃあどうしようかということで、結局アコーディオンを持たせることにしました。
というのは、小学校の音楽会でアコーディオン担当になったと聞いていたからです。なら、ついでにマイアコーディオンを買って練習させようと。歌謡曲(演歌)の流しに手風琴はピッタリですし。
ところが調べてみてびっくり。アコーディオンってめっちゃ高いんですね!
昔から小学校で見かけてましたから、けっこう身近な楽器じゃないですか。だからなんとなくそんなに高いイメージがなかった。それが、最低でも10万円近いなんて…。ヴァイオリンより高いぞ。
で、結局中古品を探して5000円弱で手に入れました。いちおうYAMAHAです。昔学校で使ってたヤツ。ソプラノの25鍵なので、今はもう生産されていないものです。ウン十年前のモノじゃないかな。ベルトの革の質感なんかからして、もしかすると私が小学校時代のモノかもしれません。
私も持って弾いてみましたが、なんか超ノスタルジーですなあ。よくあるじゃないですか、小さい時よりもモノが小さく感じることって。自分のサイズがでかくなってるので、相対的にモノが小さくなる。
そう、ほら、子ども時代って時間の過ぎるのも遅いし、モノがでかかった。こんな「事実」をとっても、やっぱり相対性理論は正しいと思うのであります(笑)。
実際25鍵というのは最小サイズですよね。当時も小学校低学年用だったのでしょう。今では最小27鍵のようです。
かなりの年代物のようですが、状態は非常によく、動作も発音も全く問題ありませんでした。よかった。
考えてみると、アコーディオンというのは、携帯できるパイプオルガンそのものですからね。高いのも致し方ないのかもしれません。機械としてはかなり複雑で精巧なものですから。
で、いきなり歌謡曲を数曲弾かせるというのもすごいですな。下の娘は楽譜とか読めないので、逆にテキトーに弾くのは得意です。ポイントだけ(たとえば「きよしのズンドコ節」のチャチャチャっていうところ)を教えていいにしちゃえ(笑)。
本人もその気になってやってるので、いいとしましょう。というか、全体のリハも1回だけです。ウチのバンドはいつもこうです。構成と曲順だけ確認して、あとはその場でそれぞれが即興で合わせます(大丈夫か?)。
上の娘も結局楽譜なしでテキトーにベースラインを作っていました。ジャズに比べれば簡単だとか(いや、実はそんなに甘くないのだぞ)。
ま、とにかく明日頑張ります。お年寄りの方々に喜んでもらえるよう心をこめて演奏します。できが良かったら動画をアップします。
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