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2012.07.07

甲子園を目指して…選手宣誓!2012夏

Ymn12070719110003p1 日から高校野球山梨県大会が始まりました。今年も甲子園に向けて熱い夏になりそうです。
 今まで3回決勝まで勝ち進みながら、なかなか甲子園の切符を手に入れることができなっかた本校。今年本校はノーシードからの挑戦です。
 嬉しかったのは、今日の開会式において、本校の主将が選手宣誓をしたことです。これは本校としては3回目でしょうか。
 この前は6年前2006年でしたね。その時の記事に書いたように、私もいろいろな思い入れを込めた文章を生徒と一緒に作りました。
 今回も頼まれたので主将らとともに文を作りました。前回は富士山を全面に押し出しましたが、今年は本校らしく禅語の請務其本という言葉の内容を盛り込むようにしました。
 「本塁に還ること、それは人間としての基本や本質に還ること」をテーマとして、野球に新たな価値や意味を見出すことができたのではないかと思います。
 私もいちおう野球少年でしたからね。当然甲子園や選手宣誓には憧れを持っていました。そうたをこうして教え子を通して、夢を実現できたり、その過程で感動できたりするのは、本当に幸せなことですね。
 皆さんもご存知のとおり、野球の選手宣誓は最近どんどん長くなっていく傾向があります。また、いろいろと使っていはいけない言葉もあったり、作るとなるとけっこう難しいのですよ。
 基本的には「詩」ですからね。様々なドラマのオープニングという感じですから、感動を催すようなものでなくてはなりません。しかし、コテコテになることも避けなければならない。
 これはもう自分が宣誓するつもりにならないとなかなかいい「詩」ができません。しっかり妄想させていただきました(笑)。
 主将くんは、練習ではなかなか上手に宣誓できていましたが、本番ではどうだったのでしょう。現地に行けない私は、その時間は我がことのようにドキドキしておりました。
 のちにニュースで百点満点だったと知り、ホッとしました。
 あとは試合で宣誓の内容を実現していくことですね。精いっぱい、力いっぱい頑張ってもらいたいものです。

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