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2012.06.01

追悼 尾崎紀世彦

 んとまた追悼記事を書かねばならなくなりました。
 圧倒的な歌唱力とダンディズムで私たちを魅了した「和製トム・ジョーンズ」が亡くなりました。
 今日ちょうど古いDVDプレイヤーを引っ張りだしてきて、中に入ったままになっていたウルトラセブンを観ていたところでした。
 で、あっそう言えば、これって尾崎紀世彦が歌ってるんだよな…病気は大丈夫なのかなぁ…と思っていたところだったのです。
 そのすぐあと訃報が…。最近そういうことが多いような。
 尾崎紀世彦さんは、ジ・エコーズの一員として、ウルトラセブンの音楽に参加しています。
 私たち家族の大好きな、このカッコいい英語の歌「ULTRA SEVEN」でも彼の歌唱を聴くことができます。どの声かよく分かりませんが。
 この映像も萌え(燃え)ですね。カッコよすぎます。

 Wikiによれば、オープニングの「セブン、セブン、セブン」の3番目の声が尾崎さんだとか。たしかにそういうふうに聞こえますね。
 今日はせっかくですから、そのオープニングをお聴きいただくとともに、この問題作を御覧ください。皆さんご存知の「再放送禁止」作品、第12話「遊星より愛をこめて」です。
 フルハシ隊員は「ついこなだまで地球もその放射能で大騒ぎをしたもんだ」と言い、それを受けてキリヤマ隊長は「もう地球上ではもうそのの心配はなくなった」と言っています。まさかその45年後このようなことになろうとは…。
 そう考えてみると、「被爆星人」という後付けのネーミングによって、この作品が長いこと封印されていたのは、非常に象徴的です。
 それにしても実相寺昭雄のこの映像は…すごすぎる。

 尾崎紀世彦さんのご冥福をお祈りします。

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