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2012.06.26

「まつりごと」とは…民主党政権についての予言(?)を復習しつつ

2012062600000591san0002view 税案が可決されたことよりも、造反組が多数出たことによって民主党が分裂するかどうかの方が注目されるという、なんだかよく分からんこの国であります。
 今日はちょっと皆さんとは違った視点で民主党政権について復習してみたいと思います。
 私は、民主党政権誕生の時に、ある種予言めいたことを書いています。こちら「民主党圧勝、政権交代へ…どこかおかしくないですか?」という記事です。この内容にはけっこう批判もいただきましたが、結果として「今の私は、心から天変地異や人間の愚かさが生む事件・事故がないことを願っています」という私の予感は、残念なことですが東日本大震災という形で現実のものとなってしまいました。
 また、1年後の2010年7月にはこんなことも書いています。こちらの記事です。ここでは「夏は天災のシーズン。それらへの対応力にとことん劣る民主党です。しっかりお祈りでもして、神様を敵に回さないようにしていただきたいものです。なんとなくいやな予感がするんだよなあ…」といやな予言をしていますね。結果として夏ではなく年明けの3月だったということでしょうか。
 私は何度も書いているとおり、政治とは「まつりごと」そのままであるべきだと思っています。神を敬い慰撫・鎮魂し、祈願感謝すること、言霊を操り、神を鎮め、民を平穏に導くのが政治の仕事です(特殊な考え方でしょうが)。
 そういう視点で見ますと、民主党には「政事」力はありません。まさに民が主となってしまっていて、それよりも大きな「何か」を感じる気持ちなど毛頭もありませんね。
 そういう意味で、今回の増税への流れには、大変危険な予感を抱きます。
 財源も大事です。それはよく分かります。しかし、民の命はもっと大切です。平成9年、消費税が3%から5%に上がった時のことをご存知ですか。下の図にあるように自殺者数が突然増加したんですね。

G01

 もちろん、これを単純に増税のせいだはと言えません。いろいろな要素が複雑に絡み合っていることでしょう。しかし、明らかな「現象」であることは事実です。
 これを歴史的な「まつりごと」の視点から見ますと、正邪、善悪のバランスが崩れたと解釈されます。分かりやすく言えば、「命」が「カネ」に負けたということです。単に消費税増税が家計や経営を圧迫してカネに困って自殺したとか、そういう次元ではないんですね。
 最近は「まつる」の語源を「真釣る」と説明する方が増えてきました。これは国語史的には正しくないのですが、感じとしては当たらずとも遠からずだと思います。正邪、善悪のバランスを取ることが「政事」の責務だということですね。
 正や善のみを認め、邪や悪を排するのは正しくありません。なぜなら、その正邪、善悪の区別は人間の価値判断に過ぎないからです。もちろんそんな二元論では説明できるはずもないですし。
 ですから、グレーも含めて全体のバランスを取らないといけないのです。増税に関して言うなら、同じカネを払うにしても、そこにどういう人間の「心」や「魂」や「気持ち」がこもるかが問題なのです。カネは必要悪の最たるものです。必要である悪の、その悪にどういう善的な価値をこめられるか、どういうプラスの気持ちを乗せられるかというのが、実は政治家の言霊による仕事のポイントなんですね。
 そうした本来の「まつりごと(しごと)」が実行されずに、ただ増税が実行されると、そこには「悪」の相乗効果が生まれます。ただでさえ人間が生み出した必要悪であるはずなのに、そこにリアルタイムな民の悪心も乗っかってしまう。そうすると、邪や悪が増殖する一方になってしまいます。
 なんとなくお分かりになりましたか。今回の増税は最終的には5%の上乗せになるでしょう。そして「奉納」される、いや「搾取」されるカネは数兆円単位になるのでしょう。そこに国民の「恨み」が乗るとすると、これは恐ろしいことになります。
 その「現象」として、今回もまた自ら命を絶つ人の大幅増加という事態が発生しないとは言い切れません。命に関することは決して科学的な事象だけでは片付けられないのですよ。
 と、いささかアブナイ視点からの記事となりましたが、実は我々日本人に欠けてしまったのは、こういう視点や感性なのかもしれません。震災も原発事故もそういう観点からもっと論じるべきだと私は常に思っています。必要悪をどう「まつる」か。これは我々人間の永遠の課題なのですから。

参考 2011.03.17

大地震と「モノ」と「コト」と「マツリゴト」

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コメント

>結果として「今の私は、心から天変地異や人間の愚かさが生む事件・事故がないことを願っています」という私の予感は、残念なことですが東日本大震災という形で現実のものとなってしまいました。

いつもそういう結びつきで考えてしまわれますよね?
地震は定期的に起きている現象のようです。すると定期的に人間の「まつりごと」とやらが不安定になったり、愚かになったりして引き起こされているということですか。
地球においては虫や細菌の個体数(?)の方が圧倒的に多そうですが、彼らの政治不安や愚かな行動は自然災害に影響するのでしょうかね?
人間だけが特別なんでしょうか?
人間登場以前に恐竜さんとやらが大絶滅したらしいですが、それも彼らの政治不安や愚かな行動が起因していると?
以前も同じ事を発言した気がしますが、天災を天罰でもあるかのような考え方には、もの凄い違和感を感じてしまいますね。

投稿: LUKE | 2012.06.30 07:15

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