ウィントン・マルサリスの練習12則
娘が自分の学校に入学してきまして、毎日一緒に登下校しております(笑)。
彼女、ジャズバンド部に入りましてベースを始めました。まだ始めて1ヶ月とちょっとですけれども、いつのまにか私よりも弾けるようになっていて、改めて子どもってすごいなあと痛感。
自分自身としても、あるいは私が顧問をしている弦楽合奏部としても負けてはいられない…かな。ま、相手は日本一ですからね。厳しいか(笑)。
で、今日彼女がジャズバンド部の6月の予定をもらってきました。さすが本番(ステージ)で鍛えるバンド。相変わらずプロ並みに忙しいですね。
その予定が載った通信の最初に、「ウィントン・マルサリスの練習12則」が紹介されていました。とってもいい内容なので、引用させてもらいます。
ウィントン・マルサリスの練習12則
1.Seek Private Instruction
個人的な助言を求める
2.Make a Schedule
計画を立てる
3.Set Goals
目標を立てる
4.Concentrate
気持ちを集中させる
5.Relax Practice Slowly
あせらず、じっくり練習する
6.Practice Hard Parts Longer
苦手な部分を反復する
7.Play with Expression
全ての音を歌わせる
(きちんと真剣に、シラけず、気持ちを込めて行うこと)
8.Learn from Your Mistakes
失敗から学ぶ
(失敗をいちいち気に病むな)
9.Don't Show Off
ひけらかさない
(うけを狙った演奏は底が浅い)
10.Think for Yourself
あなた自身で工夫すること
(フォスベリーの背面跳びだって、すべて試行錯誤のなかから自分で編み出した)
11.Be Optimistic
楽観的になる
(アート・ブレイキーは「音楽は生活の塵を洗い流す」と言った。演奏家が楽観的でなければ聴く人を楽しませることはできない)
12.Look for Connections
共通点に注目する
う〜ん、素晴らしいし、正しい。正しすぎる。そして、自分はできていない(苦笑)。
これはあらゆるジャンルに共通しますね。音楽のジャンルはもちろん、すべての人間のプラクティスにあてはまると感じます。
一流は違いますね。特にジャンルを越える一流は。マルサリスはクラシックからジャズ、ロックまで完璧にこなしますから。
そういう意味でのクロスオーバーとしては、昨年出たマルサリスとクラプトンのブルースアルバムがすごかった。ジャンルとかそういう言葉すら忘れさせる素晴らしいライヴでした。特にDVDの出来が素晴らしい。私は輸入盤で購入したのですが、日本盤の方が良かったなあ。なぜなら、あまりに楽しそうなMCの英語がほとんど分からないからです。
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