ヤマブキとシロヤマブキ
富士北麓にも夏の気配がやってまいりました。我が家の庭にもウグイスやホトトギスの鳴き声が響き、いろとりどりの花が咲き始めております。
今日は我が家の庭と裏の家の庭(笑)の山吹を紹介しましょう。
我が家には黄色の普通のヤマブキがたった一株地味に、そして裏のお宅には真っ白なシロヤマブキが今を盛りとばかり大量に咲いています。
一見よく似た両者ですが、実は決定的な違いがあります。単なる色違いではないのです。それぞれの写真を御覧ください。分かりますでしょうか。
そうです。なんと花びらの数が違うんですよ。あまりに露骨な違いですね。黄色いヤマブキは花弁が5枚、白いシロヤマブキは4枚なんです。
シロヤマブキのタネ(果実)は真っ黒くてつやつやしています。夏になった昨年のタネがまだ残っています。下の写真にも写っていますね。
葉の形も非常によく似ていますが、その配置が違います。ヤマブキは互い違いにはえていますが、シロヤマブキは向かい合わせにはえています。
両方ともバラ科ですが、ヤマブキはヤマブキ属、シロヤマブキはシロヤマブキ属ということで、ほとんど違う種類と考えたほうがいいようです。
ちなみにシロヤマブキはレッドリスト(絶滅危惧種)に入っています。自生しているのは西日本と朝鮮半島の一部だけのようです。まあ、裏の庭を見るかぎり、なかなかの生命力だと思うのですが。
裏のお宅、去年まではシロヤマブキは咲いていなかったと記憶しています。植えてから3年で開花するということなので、今年初めて咲いたのかもしれません。
ウチの庭は実に無粋で無味乾燥な荒地(?)なのですが、四方のお宅が素晴らしい手入れの行き届いたお庭をお持ちなので、そのおこぼれをこうしてありがたく頂戴して鑑賞させていただいております(笑)。
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